ID:70053
カラーフィールド 色の 海を 泳ぐ Color Fields
from the Collection of Audrey and David Mirvish
会場
DIC川村記念美術館
Kawamura Memorial DIC Museum of Art
会期
2022年3月19日(土) ― 9月4日(日)
ご来館前に当館ウェブサイトにて最新情報をご確認ください
新型コロナウイルスの感染状況により、やむを得ず記載内容を変更する場合があります。ご来館前に当館ウェブサイトにて最新情報をご確認ください。
https://kawamura-museum.dic.co.jp
展覧会概要
カラーフィールド 色の 海を 泳ぐ カラーフィールド イロノ ウミヲ オヨグ
Color Fields from the Collection of Audrey and David Mirvish
カラーフィールドは1950年代後半から1960年代にかけてアメリカを中心に発展した抽象絵画の傾向です。大きなカンヴァス一面に色彩を用いて、場(=フィールド)を創出させることで、広がりある豊かな画面を作り出しました。
本展は、このカラーフィールド作品の収集で世界的に知られるマーヴィッシュ・コレクションより、関連する作家9名に焦点をあて、1960年代以降の出色の作品を紹介する本邦初の展覧会です。彼らは、色彩と絵画の関係を各々の方法で模索し、その過程で多くの作家が独自の描画に至りました。変形的な外形を持つシェイプト・カンヴァスの使用や、絵具をカンヴァスに染み込ませるステイニング技法、あるいはスプレーガンの噴霧で色を蒸着させる画法など、従来では考えの及ばなかった手法を考案し、絵画に新たな地平を切り拓いたのです。
こうして創出された空間を満たす大画面と、そこで展開される様々な色彩についての思考は、今なお見るものの感覚や想像力を刺激してやみません。作品が体現する色の世界、その海を泳ぐ私たちは、色の波に身をまかせ、溺れ、時に抗いながら、絵画と色彩の無限の可能性に出会うでしょう。色の海を泳ぎきった先には、きっと、私たち自身の中にある彩り豊かで、高潔な、けれど同時に暗く、黒いものをも包む、美しい地平を感じとっていただけるのではないでしょうか。
- 主催者
- DIC株式会社
- 協賛・協力等
- 特別協力:デイヴィッド・マーヴィッシュ・ギャラリー
後援:在日カナダ大使館、千葉県、千葉県教育委員会、佐倉市、佐倉市教育委員会 - 休催日
- 月曜(ただし3/21、7/18は開館)、3/22(火)、7/19(火)
- 開催時間
- 9:30 ~ 17:00
- (入館は16:30まで)
- 観覧料
- 一般 1,500円、学生・65歳以上 1,300円、小中学生・高校生 600円
- 本展は事前予約制です
ご来館前に日時指定のオンラインチケットをご購入ください。
定員に空きがある場合、当館窓口でも当日チケットを販売いたします。 - 展覧会ホームページ
- https://kawamura-museum.dic.co.jp/art/exhibition/
- 展覧会問合わせ先
- 050-5541-8600(ハローダイヤル)
イベント情報
定時ガイドツアー 〔要当日予約〕
毎日14:00より当館ガイドスタッフが館内の展示をご案内します。定員制のため、参加当日に館内受付にてご予約ください。
学芸員によるギャラリートーク 〔要事前予約〕
毎月第2土曜日11:30より学芸員が本展の作品解説をいたします。
講演 〔要事前予約〕
6月12日(日)13:30-15:00
加治屋健司氏 (現代美術史、東京大学大学院総合文化研究科教授)
館内茶席
和菓子作家・坂本紫穂氏の監修による本展オリジナルのお菓子をご用意します。
付属ギャラリー
3-5月: ミュージアムショップ主催の展示およびポップアップストア
7-8月: PIGMENT TOKYO 顔料展示と夏休みワークショップ
会場情報
DIC川村記念美術館 DICカワムラキネンビジュツカン
Kawamura Memorial DIC Museum of Art
- 会場住所
-
〒285-8505
佐倉市坂戸631 - ホームページ
- https://kawamura-museum.dic.co.jp/
登録日:2022年3月23日