ID:69431
収蔵作品展
会場
フジヤマミュージアム
FUJIYAMA MUSEUM
会期
2021年12月10日(金)~2022年2月27日(日)
展覧会概要
収蔵作品展 シュウゾウサクヒンテン
日月の富士
太陽と月は、昼と夜の世界を照らす天空の象徴として、また、仏教や道教等の宗教においては宇宙の象徴(日象・月象)として、一対の形で扱われてきました。美術でも、古くは飛鳥時代の玉虫厨子や続く白鳳時代の高松古墳壁画、そして室町時代の多数の日月図屏風や富士参詣曼荼羅にも一対の太陽と月の姿が見られます。その多くは、昼夜におけるそれぞれの光の色をイメージして、暖かく輝く太陽は金色で、冷たい光の月は銀色で表現しています(本展示の最初の片岡珠子「めで多き富士」では、空をめでたい金色に塗っている関係から、珍しく太陽を銀色に描いています)。
本展示は、前半に太陽と富士、後半に月と富士の作品を並べました。また、中程に「富士孔雀曼荼羅図」を掛け、あたかもその画中の太陽と月の光に照らし出された「朝富士」と「月明富士」を両側に配しました。 富士と日月の姿をお楽しみ下さい。
会場情報
フジヤマミュージアム フジヤマミュージアム
FUJIYAMA MUSEUM
- 会場住所
-
〒403-0017
富士吉田市新西原5-6-1 - ホームページ
- https://www.fujiyama-museum.com/
登録日:2022年1月12日