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アート×サイエンス テクノロジー

KYOTO STEAM -世界文化交流祭-

会場

京都市京セラ美術館・京都市動物園・ロームシアター京都・岡崎公園・平安神宮 他

会期

2021.12.18(土)~2022.2.13(日)

※新型コロナウイルス感染症拡大の状況等により、当パンフレットに記載しているブログラムの内容に変更が生じる場合がございますので、事前に公式webで最新の情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

展覧会概要

アート×サイエンス テクノロジー アート×サイエンス テクノロジー KYOTO STEAM -世界文化交流祭-

長引くコロナ禍。厳しい状況であっても、文化芸術の灯を絶やさない。
そんな決意で、様々な工夫と万全の感染症対策の下、「アート×サイエンス・テクノロジー」をテーマとした「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-」を開催いたします。
ぜひ京都・岡崎地域で、芸術と科学の融合をお楽しみください。
KYOTO STEAM -世界文化交流祭- 実行委員会 評議会議長
京都市長 門川大作

KYOTO STEAM -世界文化交流祭-
アート×サイエンス・テクノロジーをテーマに、未来志向で革新的なプロジェクトにより構成されるフェスティバル。
「世界の未来に希望が持てる社会を構想し発信すること」をビジョンとし、フェスティバルの起点となった〈KYOTO CULTIVATES PROJECT〉の理念「京都は耕す、育む、磨く」を体現する祭典を目指しています。
アーティスト、科学者や研究者、職人や技術者、さらには子どもから大人までが参画し、企業や大学・研究機関と協働して、多彩なプロジェクトを進めており、その成果やプロセスを、展覧会、公演、トーク、ワークショップなどの形で発表します。
※STEAM…Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字を組み合わせたもの

KYOTO CULTIVATES
京都は耕す、育む、磨く
産業革命以来の人類の進歩は、地球温暖化や巨大災害により生存が脅かされ、宗教対立やテロなどにより人類の間で分断が進むなど行き詰まりを見せています。
また、文明の進歩が人類に幸福をもたらすという素朴な期待は、ITの発達により深刻なリスクと背中合わせであることが一般的な認識となり、未来への懐疑も深まっています。
こうした中で、長年にわたり多くの自然災害に見舞われ、幾多の戦乱に巻き込まれながらも、古代からの文化が途絶えることなく承継されている京都が、東洋的な自然と人間との共生や日本的な宗教的寛容という土壌の下で、新たな未来に向けて現在の営み及びその源泉となるものを耕し、育み、磨くこと(CULTIVATES)が現在、改めて求められています。 本プロジェクトを通じて、世界の未来に希望が持てる社会を京都そして日本から構想し、発信します。

主催者
KYOTO STEAM-世界文化交流祭-実行委員会 京都市 文化庁
協賛・協力等
[プラチナパートナー]近鉄 KEIHAN SHIMADZU SONY JR西日本 NISSHA Panasonic Hankyu MUTEKJP
[ゴールドパートナー]一般財団法人 ニッシャ印刷文化振興財団 Phoenixi HORIBA UNION
[パートナー]ACTUAL 井筒企画 Image Club VILLA KUJOYAMA FM-KYOTO KATAOKA CCC ART LAB 京とうふ藤野 京都銀行 京都信用金庫 KYOTO'S 3D STUDIO C-PIER 京都中央信用金庫 GRAND MARBLE 江寿 COHJU contemporary art RIKEN BRC NN Konel 一般財団法人 三洋化成会社貢献財団 SeedBank 進々堂 SCREEN DAIMARU 宝酒造 TAKIYA JT 白竹堂 PIECLEX 福田金属箔粉工業株式会社 FUJII DAIMARU 株式会社 フジックス 小山園 マルシゲヤ mui 緑壽庵清水 whatever
[サポーター]学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学 KYOCERA 京都市青少年科学センター 京都市立芸術大学 公益財団法人 京都伝統伎芸振興財団 STEAM Association
[参画団体]京都市、京都市立芸術大学、京都市京セラ美術館、京都市動物園、(公財)京都市芸術文化協会、(公財)京都市音楽芸術文化振興財団、(公財)京都高度技術研究所、京都商工会議所、京都経済同友会、日本放送協会京都放送局、京都新聞社、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)
令和3年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業
日本博 令和3年度文化資源活用推進事業
展覧会ホームページ
https://kyoto-steam.com/

イベント情報

Program プログラム概要

Sony Design
ONE DAY,2022/2050 Sci-Fi Prototyping
[開催日時]12月18日(土)~2022年1月9日(日)
10時~18時 ※12月27日(月)~1月1日(土・祝)は休展
[会場]ロームシアター京都 ノースホール
[対象]どなたでも
[料金]無料
[申込]不要
ソニーのデザイン部門は今年で60周年を迎えました。これを記念し『ONE DAY,2022/2050 Sci-Fi Prototyping 』展を開催いたします。ソニーの最先端技術を詰め込んだAI x Roboticsカテゴリーを中心とした、デザイナーとエンジニアが創る「2022年のリアル」と、デザイナーとSF作家がコラボレーションし、Sci-Fiプロトタイピングの手法を用いて描き出したその先の「2050年のありうる未来」。いつかどこかで交差するかもしれない2つの世界のデザインクリエーションをご体感ください。

アメノシタ・パビリオン
[開催日時]12月18日(土)~12月26日(日)
10時~20時
[会場]ロームシアター京都 ローム・スクエア
[対象]どなたでも
[料金]無料
[申込]不要
KYOTO STEAMのシンボルとして、建築家・藤本壮介氏の新作となるパビリオンを展示します。人が集まり、憩うことのできる機会は、コロナ禍にある私たちにとって、これまでとは違った意味や価値を持つのかもしれません。古来日本では、宇宙のことをアメノシタと訓読していたといいます。大きな屋根の下に広がる世界。ほんの短い間ですが、人がゆるやかに集い、自然と人工物、自然と人の間にあるエネルギーやゆらぎを体感できる空間を創出します。

アート×サイエンス IN 京都市動物園
アートで感じる?チンパンジーの気持ち
[開催日時]【①展示】12月18日(土)~26日(日)10~15時
※20日(月)は休園
【②ミニトーク】12月18日(土)11時半~12時
25日(土)13時半~14時
26日(日)13時半~14時
※12月19日(日)13時半~14時にオンライン配信を実施
【③発表会】2022年2月5日(土)14~16時
[会場]京都市動物園
[対象]①②どなたでも③中学生以上
[料金]無料(別途要入園料)
[申込]①不要。②前日までに③1月31日(月)までに公式webサイトから(定員:②各回20名③40名。先着順)
ヒトにとってアートとは何か。アーティストと研究者がこの根源的な問いに迫るプログラム。4年目となる今年度は、青木陵子+伊藤存が制作したチンパンジーのための映像作品を使って、これまでにない環境エンリッチメントに挑戦。展示だけでは伝えきれないチンパンジーの反応やプロジェクトの舞台裏について、研究者とアーティストが話すミニトークや、検証結果を報告する発表会も行います。

NAQUYO -平安京の幻視宇宙-
KYOTO STEAM in collaboration with MUTEK.JP
[開催日時]【①インスタレーション】12月23日(木)・24日(金)
16時半・17時・17時半・18時・18時半・19時<各回15分>
【②ライブパフォーマンス】12月25日(土)
14時・18時<各回約2時間>
[会場]ロームシアター京都 サウスホール ※1
[対象]小学生以上
[料金]①無料②1,000円(中学生以下は無料※2)
[申込]①各日16時から会場にて受付(各回定員30名。先着順)
②11月18日(木)から12月24日(金)19時に、ロームシアター京都オンラインチケット等から(各回定員100名。先着順)
※1.舞台上での鑑賞のため、靴を脱いでご覧いただきます。
※2.詳細は公式webサイトをご確認ください。
MUTEK.JPとの共同による「平安京のサウンドスケープ(音風景)創造」をテーマとしたアートプロジェクト。かつて平安京を包みこんでいたであろう音空間を最新の立体音響と映像でバーチャルに再現し、イマーシブ(没入型)空間で体験できる①[Immersive Sound Installation」と、同空間内で最先端の電子音楽と雅楽(笙)、ダンスを融合させたライブ公演②「Immersive Sound Live Performance」を開催します。

OKAZAKI MARKET+
[開催日時]12月25日(土)・26日(日)10~16時
[会場]ロームシアター京都 プロムナード(北側)ほか、岡崎公園
[対象]どなたでも(一部プログラムは小学生以上)
[料金]無料
[申込]不要(一部予約優先の催し有)
※各催しの内容や申込方法等の詳細は公式webサイトをご確認ください。
私たちの暮らしに身近なものを切り口に、「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-」のテーマである、アート×サイエンス・テクノロジーを気軽に体感できるマーケット。こだわりの食べ物や小物のお店はもちろん、参加型プログラムやトーク・プログラムなど、多彩な催しでおもてなし。お子様から大人までお楽しみいただけます。

OKAZAKI MARKET+の多彩な催し
|「きっかけの発見」 トーク・プログラム(全3回)
「人類はいかにパンデミックに遭遇し、対処し、時代をそして生活を変化させてきたのか」をテーマとした、アーティストや様々な分野の専門家によるトークセッションです。
|参加型プログラム
「幸福を呼ぶ新しいいきものの園」
「幸福を呼ぶ新しいいきもの」を想像して絵を描き、デジタルデバイスで読み取って、ディスプレイ上に「いきもの」が集う園を作ります。アートやサイエンスの専門家によるミニレクチャーも行います。
|個性豊かな品に出会えるマーケット
こだわりの詰まった本やコーヒー、お菓子、クラフト作品、骨董品などが集う各種マーケットを同時開催予定。ロームシアター京都と岡崎公園を中心ににぎわいをもたらします。

平安拾遺譚 cirque de kyoto
[開催日時]12月26日(日)14~16時(入場は15時まで)
[会場]平安神宮 神苑(尚美館)
[対象]どなたでも
[料金]無料
[申込]【事前申込】11月2日(火)から12月23日(木)17時に公式webサイト
またはFAX(075-752-2233)で(先着順)
【当日申込】詳細は、12月10日(金)から公式webサイトで公開(先着順)
現代につながる大衆芸能のルーツである「猿楽」。その高いエンターテインメント性を活かした、京都ならではの現代的な芸能「cirque de kyoto(京都のサーカス)」の創作を通じて、平安時代から京都の人々が担ってきた文化創成のプロセスそのものの具現化に取り組むプログラム。古典文学のモチーフとしてきた『新猿楽記』『梁塵秘抄』。2つの文学作品に共通するテーマ:「多様性」を表象するパフォーマンスを、平安京を象って創建された平安神宮・神苑を舞台に繰り広げます。

HIxTO(ヒクト)
「bug」
[開催日時]【①展示】12月24日(金)10~14時
12月25日(土)13~15時
12月26日(日)10~13時
【②パフォーマンス】12月24日(金)16時開演
12月25日(土)11時開演・16時開演
12月26日(日)14時開演 (各回約1時間)
[会場]京都市美術館 別館2階 展示室
[対象]どなたでも
[料金]①無料②1,000円・中学生以下無料 ※前売・当日同料金
[申込]①不要②12月23日(木)までに公式webサイトから(各回定員80名。先着順)
「ヒトとヒトがクロスする」ことを通して、身体から社会をデザインすることを目指すアーティスト・コレクティブHIxTO(ヒクト)による展示とパフォーマンス。予期せぬエラーとして現れるバグは、時に我々人間にとって生存に活かすための進化の転機となります。「本作は新しい価値や創造を見出すバグと対峙し、私たちが生きていく事を今一度思考し、そして創造する。この作品は他者と共に生きることそのものである。」(本作コンセプト文より)

KYOTO STEAM
事業創発・未来フォーラム2022
[開催日時]2022年1月21日(金)18時~20時半
[会場]オンラインLIVE配信
[料金]どなたでも無料で視聴可能
[申込]不要
[内容]【オープニング】
Kyoto Cultivates Team 活動成果報告
【第一部】
創発プロジェクト 事業キックオフ
【第二部】
KYOTO DAIRI PROJECT 『平安京にウグイスは啼いていたのか』
1000年先まで続く「文化で未来を作る」をコンセプトに、STEAM各分野の専門家たちが、 事業の創発に取り組む「Kyoto Cultivates Team」。フォーラムでは、取組を通じて創発されたプロジェクトの事業計画発表や活動報告を行います。

学問の〈根・音・ね〉
[開催日時]2022年1月29日(土) 14~16時
[会場]京都市京セラ美術館 講演室
[対象]どなたでも
[料金]無料
[申込]1月28日(金)までに公式webサイトから(定員50名。先着順)
活動分野の異なる参画者が対話を重ねながら、それぞれの専門分野の原点にある「問い」から現在に至るまでの歴史と、その連鎖を仮想空間等で可視化することを試みるプロジェクト。「世界とは何か」、「物質とは何か」、「自分とは何か」。根本の問いから紡ぎ出された山のような問いの歴史と連関を議論し、歴史のうちに今の自分の立ち位置を確認したいと考えます。多彩な参画者とともに9月から継続してきた勉強会を振り返り、「問い」の連なりを体感できる空間を構想します。

KYOTO STEAM 2022
国際アートコンペティション
[開催日時]2022年1月29日(土)~2月13日(日)10~18時
※月曜日休館
[会場]京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
[対象]どなたでも
[料金]一般1,000円、中学生以下無料
※京都市京セラ美術館の公式webサイトで11月2日(火)から販売
アーティストと企業・研究機関が、対話を重ね制作した作品を展覧し、表彰する、日本で類を見ない形式の国際コンペティション。2020年度中に実施した公募にエントリーした41件の企業・研究機関と111件の作品プランの中から、審査会によって11組のアーティストと企業等の組合せを選抜しました。この11組が「アート×サイエンス・テクノロジー」の可能性を体現することを目指して制作したコラボレーション作品を展覧します。領域横断的な実践によって創作される新たな芸術作品に、どうぞご期待ください。

STEAM THINKING-未来を創るアート 京都からの挑戦
Art×Science GIG
[開催日時]【①京都芸術大学】
12月23日(木)~27日(月)10~18時
【②京都市立芸術大学】
2022年1月28日(金)~2月1日(火)10~18時
[会場]ロームシアター京都 パークプラザ3F第1会議室
[対象]どなたでも
[料金]無料
[申込]不要
2018年度より京都市内の芸術系大学を拠点に企業が協力し、アーティストとサイエンティストが取り組んできたワークショップ「STEAM THINKING LABO」の総括的作品展。同LABOは「科学技術にできることの素晴らしさより、できないことの価値に向き合う」「科学技術でみえるものの魅力より、みえないものの深淵を探る」という探究を極め、一般的なものづくりの型から意図して離れようと挑戦してきました。本展は、アートとサイエンス・テクノロジーの新たな視座や「問い」を発見する機会になるでしょう。

会場情報

京都市京セラ美術館・京都市動物園・ロームシアター京都・岡崎公園・平安神宮 他 キョウトシキョウセラビジュツカン

会場住所
〒606-8344
京都市左京区岡崎円勝寺町124
ホームページ
https://kyotocity-kyocera.museum/
更新日:2024年10月22日
登録日:2021年12月22日