ID:69180
トピック展示
斎藤清と小樽
会場
市立小樽美術館
Otaru City Museum of Art
会期
令和3年7月22日(木・祝)~令和4年1月16日(日)
展覧会概要
トピック展示 斎藤清と小樽 サイトウキヨシトオタル
小樽で青年期を過ごした国際的版画家・斎藤清の最初期の油彩作品と紹介するトピック展示。
小樽でガス会社に勤めていた斎藤清は、17歳のときに油絵という言葉を知り、食用油に水彩絵具を溶いてかいてみたといいます。その後絵を描きたい一心で看板屋で働き始めると、レタリングの作業から白(余白)をみてバランスをつける感覚を身につけます。
小樽時代に成田玉泉を通じて棟方志功にも出会った斎藤は、その後版画で大成。1951年のサンパウロ・ビエンナーレで日本人賞を受賞したことで名を広め、モダンな造形と日本的な風土性で、日本を代表する版画家として圧倒的な人気を得ました。余白でバランスをとる画面構成の感覚は、斎藤が小樽時代に描いた油彩画の印象的な光の表現にもみることができます。
本展では、小樽美術館所蔵の斎藤清作品と共に、小樽での若き斎藤清の姿に迫ります。
会場情報
市立小樽美術館 シリツオタルビジュツカン
Otaru City Museum of Art
- 会場住所
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〒047-0031
小樽市色内1-9-5 - ホームページ
- https://www.city.otaru.lg.jp/categories/bunya/shisetsu/bunka_kanko/bijyutsukan/
登録日:2021年11月24日