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山口蓬春没後50年・記念館開館30周年記念特別展
―第Ⅲ期 昇華―

山口蓬春 芸術の神髄

四季の連作と皇居宮殿の杉戸絵

会場

山口蓬春記念館

HOSHUN YAMAGUCHI MEMORIAL HALL

会期

2021 10月2日(土)▶11月28日(日)

※今後のコロナ禍の状況により、展覧会の開催状況等が変更となる場合がございますので、当館ホームページ等で最新情報をご覧ください。

展覧会概要

山口蓬春没後50年・記念館開館30周年記念特別展
―第Ⅲ期 昇華―
山口蓬春 芸術の神髄 ヤヤマグチホウシュン ゲイジュツノシンズイ 四季の連作と皇居宮殿の杉戸絵

山口蓬春没後50年・記念館開館30周年記念特別展の最後を飾る「第Ⅲ期 昇華」では、山口蓬春(1893-1971)の画業の集大成であり、渾身の作ともいえる四季の連作と皇居宮殿正殿松の間杉戸《楓》に焦点をあてた展覧会を開催いたします。
蓬春は杉戸《楓》を制作するより先に、日本の四季をテーマに連作を描き始めます。《秋》(昭和36年〔1961〕)を皮切りに《春》(昭和37年〔1962〕)、《冬(枯山水)》(昭和38年〔1963〕)、《夏》(昭和40年〔1965〕)と描き終えた蓬春は、これまでの功績が認められ、同年文化勲章を受章しました。その間の昭和39年(1964)に、蓬春は橋本明治(1904-1991)とともに宮内庁より皇居宮殿の杉戸絵制作の依頼を受けています。
そして、昭和43年(1968)、ついに蓬春は杉戸《楓》を、明治は《桜》を完成させました。これら宮殿に飾るために制作された作品は一般に公開されることはありません。山種美術館創設者・山﨑種二氏は、それらの作品を多くの人々が身近に鑑賞できるよう、宮殿に関わった作家たちに同様な作品を描くことを依頼し、蓬春もその試みに賛同しますが、体調を崩し、完成には至りませんでした。
本展では、蓬春の杉戸《楓》制作にまつわる作品とともに、四季の連作のうち、杉戸絵の「楓」と「桜」の季節である《秋》と《春》を、小下絵や下図と合わせてご紹介します。四季の連作や杉戸《楓》の制作過程を辿りながら、蓬春が愛した移ろいゆく自然の姿と杉戸絵の華麗な彩りに思いを馳せるとともに、生涯衰えることのなかった蓬春の新日本画創造にかけた情熱を探ります。

主催者
山口蓬春記念館・公益財団法人JR東海生涯学習財団
協賛・協力等
後援/神奈川県教育委員会
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前9時30分 ~ 午後3時30分
(入館は午後3時まで)
観覧料
一般/600円(高校生以下は無料)
団体割引/100円割引(20名以上の団体で1週間前までに予約した場合)
障がい者割引/100円割引(同伴者1名を含む) 連携館割引/100円割引

※連携館:葉山しおさい公園・博物館(大人券のみ)、神奈川県立近代美術館 葉山(企画展一般券・学生券のみ)
※当館展覧会を何度でもご覧いただけるお得な年間入館券1,800円(発行月から翌年の同月末日まで有効)を発売中
展示替え情報
※会期中に一部展示替えを予定しています。
展覧会ホームページ
https://www.hoshun.jp/exhibitions/

イベント情報

山口蓬春生誕日 10月15日(金)
山口蓬春の生誕を記念して来館者全員にオリジナルグッズをプレゼントします。

展示解説
展示の見せどころを学芸員が解説します
日時 10月24日(日) 13:30~(約20分)
参加費 無料(ただし、当日の入館券は別途必要)
定員 先着5名程度
集合 開始時間までに入館料をお支払の上、受付前にご集合ください

初冬の呈茶会
旧山口邸の佇まいとともに抹茶と季節のお菓子をお楽しみください(学芸員の解説付き)日時 11月6日(土)、7日(日)
第1席 10:00~10:30、第2席 11:00~11:30、
第3席 12:00~12:30、第4席 13:15~13:45、
第5席 14:15~14:45
場所 桔梗の間等
参加費 1席600円(ただし、当日の入館券は別途必要)
定員 1席5名
協力 葉山町茶道連盟
申込み 2日前までに電話で氏名、希望日、人数、電話番号をご予約ください
※イベント等は中止や変更になることがあります。最新情報は当館ホームページをご覧いただくか、お電話にてお問合せください。

会場情報

山口蓬春記念館 ヤマグチホウシュンキネンカン

HOSHUN YAMAGUCHI MEMORIAL HALL

会場住所
〒240-0111
三浦郡葉山町一色2320
ホームページ
https://www.hoshun.jp/
更新日:2021年10月27日
登録日:2021年10月27日