野村佐紀子(のむらさきこ) 写真展 海 Blue Water Sakiko Nomura Exhibition

特別展 野村佐紀子(のむらさきこ) 写真展 海 ノムラサキコ シャシンテン シモノセキ ウミ

Blue Water Sakiko Nomura Exhibition

野村佐紀子(1967―)は、男性ヌードなどの静謐な写真で、国内をはじめ海外でも高く評価されてきました。出身地の下関で初めてとなる本展では、代表作に撮り下ろしの最新作を加えた約150点の写真作品で、写真家としての歩みを展観します。
タイトルの「海」は、日本海に面した下関市綾羅木に育った彼女の生い立ちに起因します。同時に、モチーフとして海や波が表れるだけでなく、静かだけれども激しい、繊細でありながら力強いといった、彼女の写真に潜むアンビバレントな魅力にも通じるものです。愛おしさと切なさが交錯する故郷への思いも、死と隣り合わせの生の儚さや、だからこそかけがえのない愛の行為も、被写体との距離を丁寧に確かめながら真っ直ぐに捉えてきた彼女の眼差しを通してご紹介します。

主催者

下関市立美術館/毎日新聞社/tysテレビ山口

協賛・協力等

ゲストキュレーター◎藤木洋介(Yosuke Fujiki Van Gogh Co., Ltd.)
助成◎芸術文化振興基金
協賛◎やまぐち文化プログラム 山口県立下関南高等学校翠ヶ丘同窓会
協力◎九州産業大学 芸術学部/(株)写真弘社/山口県立下関南高等学校/山口県立下関南高等学校S61同期会

休催日

月曜日(*祝日の3月21日は開館)

開催時間

9:30 ～ 17:00

(入館は16:30まで)

観覧料

一般1,200円(960円) 大学生960円(760円)

※( )内は、20名以上の団体料金
※18歳以下の方、高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学の生徒は無料
※下関市内在住の65歳以上の方は半額

展覧会ホームページ

http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/2021/sn/index.html

①アーティストトーク
長年追い続けるテーマ、ふるさと下関に寄せる思いとは―。写真家野村佐紀子を突き動かすものに迫ります。
日時◎2022年2月11日(金・祝) 午後1時30分～ (約1時間)
会場◎下関市立美術館 講堂
出演◎野村佐紀子(写真家)、藤木洋介(本展ゲストキュレーター)
定員◎30名(要事前申し込み・先着順)
※参加は無料ですが、当日の観覧受付が必要です。

②田中慎弥×野村佐紀子 対談
芥川賞作家田中慎弥を迎えての対談。共に下関に生まれ育ち、現在は制作の拠点を東京に置く二人が、互いの創作活動について縦横無尽に語ります。
日時◎2022年3月5日(土) 午後6時00分～ (約1時間半)
会場◎下関市立美術館 光庭
出演◎田中慎弥(小説家)、野村佐紀子(写真家)
参加費◎5000円(特別展観覧及び図録一冊を含む)
定員◎40名(抽選・2月18日まで要申し込み)

③講演会「野村佐紀子の写真について」
日時◎2022年3月13日(日) 午後1時30分～ (約1時間)
会場◎下関市立美術館 講堂
講師◎河野通孝(山口県立美術館 副館長兼学芸課長)
定員◎30名(要事前申し込み・先着順)
※参加は無料ですが、当日の観覧受付が必要です。

そのほかの催しについては、決定次第、美術館ウェブサイト等で告知します。
新型コロナウイルス感染症拡大の状況により、中止もしくは開催形態を変更することがあります。

お申し込み方法
①・③は美術館に来館またはお電話(083-245-4131)で、②は公式ウェブサイトもしくは、はがき(1人1枚)にて、「1催事 2氏名 3連絡先(電話番号)」をお知らせください。

下関市立美術館 シモノセキシリツビジュツカン

SHIMONOSEKI CITY ART MUSEUM

会場住所

〒752-0986
下関市長府黒門東町1-1

ホームページ

http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/