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本草から植物学へ

―岩崎灌園から牧野富太郎まで―

会場

文京ふるさと歴史館

会期

2004年2月14日(土) ~ 2004年3月21日(日)

展覧会概要

本草から植物学へ ホンゾウカラショクブツガクヘ ―岩崎灌園から牧野富太郎まで―

本草ってなあに?

本草とは、今ではあまり耳にすることはありませんが、中国から来た言葉で、動物・植物・鉱物のすべてを対象とする学問のことです。元々は薬の原料として主に植物を研究していたところから「本草」と呼んだようです。
今回は、特に江戸時代に研究が進んだ植物の分野について展示いたします。見どころは、江戸時代後期、文京の地に多く住んでいた植木屋が、「本草」の発展に貢献したということです。植木屋と学問の関係を明らかにする展示は、今までにまったくなかった試みです。技術に秀でた植木屋と学問好きの武士たちが、身分を超えて知識を分かちあった、古きよき時代の「学び」について再評価したいと思います。
日本で初めて本格的植物図譜を作った岩崎灌園(1786-1842)、日本最初の理学博士・伊藤圭介(1803-1901)、世界的植物学者・牧野富太郎(1862-1957)…。「本草」という学問は、江戸時代から現代までどのような影響があったのでしょうか。文京ゆかりのこれらの人々の著書・図譜・標本を通して、ご一緒に答えを見つけてください。

休催日
毎週月曜日
観覧料
一般個人100円、団体(20人以上)70円、中学生以下・65歳以上無料
展覧会ホームページ
http://www.city.bunkyo.lg.jp/rekishikan/
展覧会問合わせ先
文京ふるさと歴史館 Tel.03-3818-7221

会場情報

文京ふるさと歴史館 ブンキョウフルサトレキシカン

会場住所
〒113-0033
文京区本郷4-9-29
更新日:2010年12月13日
登録日:2002年10月15日