ID:67043
ミュージアム コレクションⅠ
Museum Collection Ⅰ
驚異の三人 高松次郎 若林奮 李禹煥 Three Masters of Contemporary Art: TAKAMATSU Jiro, WAKABAYASHI Isamu, and LEE Ufan
―版という場所で
会場
世田谷美術館 2階展示室
SETAGAYA ART MUSEUM
会期
2021年4月17日[土]-6月13日[日]
前期:4月17日[土]-5月16日[日]、後期:5月18日[火]-6月13日[日]
前期:4月17日[土]-5月16日[日]、後期:5月18日[火]-6月13日[日]
※展覧会の会期等が、急遽変更や中止となる場合もございます。最新情報は、当館ホームページ等でお知らせします。
展覧会概要
ミュージアム コレクションⅠ 驚異の三人 高松次郎 若林奮 李禹煥 キョウイノサンニン タカマツジロウ ワカバヤシイサム リーウファン ―版という場所で
Museum Collection Ⅰ Three Masters of Contemporary Art: TAKAMATSU Jiro, WAKABAYASHI Isamu, and LEE Ufan
日本の現代美術を語るうえで常に重要な位置を占める、高松次郎(1936-1998)、若林奮(1936-2003)、李禹煥(1936- )。
三人とも立体と平面という境界を跨いで旺盛に作品を制作・発表しています。そのなかでも、1970年代以降、積極的に「版」による表現に向き合ってきたことは注目に値するでしょう。
高松次郎は1980年代末にスクリーンプリントによる連作に取り組みました。版の重ね合わせやインクの色を変え、そこから生まれる形を確認していく作業は、同時期の油彩作品の制作と関連したものと見ることができます。若林奮は金属による彫刻とともに版画も数多く制作してきました。版を繋ぎ合わせて画面を構成した作品や、過去の版に手を加え刷り直した作品もあり、金属板を手にして彫刻と版画を行き来していたことがわかります。李禹煥は今なお継続的に版画を手掛けて発表しています。絵画よりも自分と距離を置くことができ、他者性が入るメディアである版画を中間項と考え、そこで試みたものを絵画に移そうとしている―とも語っています。
このように見ていくと、それぞれが「版」を媒介とすることで、制作についての思索を深化させていったともいえるかもしれません。三人の創造の軌跡を再考する機会ともなる「版」の世界を、お楽しみください。
本展覧会は昨年春に開催を予定していた「驚異の三人!! 高松次郎・若林奮・李禹煥―版という場所で」展を、ミュージアム コレクション(当館収蔵品展)の枠組みで再構成したものです。
- 主催者
- 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
- 協賛・協力等
- 協 カ:シロタ画廊、Yumiko Chiba Associates, WAKABAYASHI STUDIO
- 休催日
- 毎週月曜日 *ただし、5月3日[月・祝]は開館。5月6日[木]は休館。
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後6時
- (入場は午後5時30分まで)
- 観覧料
- 一般200(160)円、大高生150(120)円、65歳以上/中小生100(80)円
- *( )内は20名以上の団体料金。 *障害者の方は100円。ただし、小・中・高・大学生の障害は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。 *小・中学生は土、日、祝・休日は無料。 *同時開催の企画展チケットで本展をご覧いただけます。
- 展示替え情報
- ※会期中一部展示替えを行います。
- 展覧会ホームページ
- https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00110
- 展覧会問合わせ先
- 050-5541-8600(ハローダイヤル)
会場情報
世田谷美術館 セタガヤビジュツカン
SETAGAYA ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒157-0075
世田谷区砧公園1-2 - ホームページ
- https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
- 問い合わせ先
- 03-5777-8600(ハローダイヤル)
登録日:2021年4月7日