日本絵画の隠し玉

企画展 日本絵画の隠し玉 ニホンカイガノカクシダマ ―大倉コレクションの意外な一面―

大倉コレクションには数々の名品に埋もれて興味深い作品が静かに再評価を待っています。本展では日本絵画について、その発掘をしてみました。一見珍品や希少な作品に見えるものを、改めて現代の価値観で見直すとなかなか面白い作品が浮上します。
「扇面散らし屏風」の片隻の絵師は、今はやりのゆるキャラを得意とし、その表現は魅力的です。「寒山拾得図」の怪異な表現は、劇画を好む人々に愛されるでしょう。「遊楽人物図屏風」では彦根屏風の新たな展開がみられます。「虫太平記絵巻」には素直に擬人化された虫たちの好演がみられます。
その他、宗教的な背景を持つ素朴な表現の作品や、古典に典拠した気品に満ちた作品など、従来の当館のイメージを覆す作品に出会えることでしょう。

主催者

公益財団法人大倉文化財団・大倉集古館

協賛・協力等

協力:(株)ホテルオークラ東京 特殊東海製紙(株) 大成建設(株)

休催日

毎週月曜日

開催時間

10:00 ～ 17:00

(入館は16:30まで)

観覧料

一般1,000円
大学・高校生800円
中学生以下無料

※同会期中のリピーターは200円引き(前回ご来館のチケットをご持参ください)
※20名様以上の団体は100円引き
※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料

コンサート
戸室 玄 ピアノ・リサイタル ～音楽と美術の夕べ～
|日時|6月4日(木) 18:30開場・19:00開演
|会場|大倉集古館 2F展示室
|料金|5,000円(カクテル・パーティー料金込み)
※「日本絵画の隠し玉」展もご覧頂けます
|座席|全席自由

竹の音 ～尺八の響き～ コンサート
江戸時代に普化宗の虚無僧により法器として広められた竹製の縦笛・尺八。彼らが伝えた古典本曲や、黒沢琴古が江戸中期に創始した琴古流の本曲の世界を、分かりやすいお話を交えながら紹介いたします。また、尺八の前身とされ、一休や雪舟も嗜んだという一節切(ひとよぎり)の演奏もお楽しみください。
|日時|7月11日(土) 14:00開場・14:30開演
|出演|小濱明人(尺八、一節切) 小濱昭尚(尺八)
|会場|大倉集古館 B1階ホール
|料金|3,500円
※「日本絵画の隠し玉」展もご覧頂けます
|座席|全席自由

講演会
日本絵画の隠し玉 ～大倉コレクションの意外な一面～
開催記念特別講演会
|演題|「大倉コレクションを掘り出す」
|日時|7月4日(土) 14:00開演
|講師|安村敏信(北斎館館長、当館学芸部顧問)
|会場|大倉集古館 B1階ホール
|料金|無料 ※「日本絵画の隠し玉」展の入場券が必要です
|座席|全席自由

学芸員によるギャラリー・トーク
|日時|6月13日(土)、7月18日(土) 各14:00開始
|会場|大倉集古館 展示室
|料金|無料 ※申し込み不要、「日本絵画の隠し玉」展の入場券が必要です
○当館学芸員が展示作品の解説を行います。

イベントのお申込み・お問い合わせ TEL:03-5575-5711 大倉集古館(代表)
※各イベントは定員に達し次第、締め切りとさせて頂きます

大倉集古館 オオクラシュウコカン

THE OKURA SHUKOKAN MUSEUM OF FINE ARTS

会場住所

〒105-0001
港区虎ノ門2-10-3(ホテルオークラ東京本館正面玄関前)

ホームページ

https://www.shukokan.org/