ID:62003
はかなさへの果敢さ
会場
青森公立大学 国際芸術センター青森
Aomori Contemporary Art Centre
会期
7月27日(土)-9月8日(日)
展覧会概要
はかなさへの果敢さ ハカナサヘノカカンサ
いつもそこにある自然や、都市の景色も刻一刻と移り変わっています。その移ろいやすさを前に、ただ見とれ、力の及ばなさを思い知ることもあるでしょうか。しかし、はかないと思うより早く、ひたすらに感知し続けることで、そこに見える新たなダイナミズムに気が付くはずです。
「はかなさ」という言葉には「果敢無さ」という字があてられます。挑戦する姿勢を表す「果敢」と、否定である「なさ」。ときに称賛される脆さや繊細さは、少しの変化によって諦めの様子にも取れます。この表裏一体な様子は、敏感さの重要性と人の怠惰を表しているようです。そうした惰性を抱えながら真摯な敏感さに向かうことほど「果敢な」姿勢はありません。
このプログラムを通して、アーティストが発見する「はかない」物事に対する「果敢さ」に寄り添います。彼らと共に果敢になれたなら、はかなさの中にも多様な可能性が見えてくるでしょう。
- 主催者
- 青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)
- 協賛・協力等
- 協力:Ateliê Fidalga(アトリエ・フィダルガ)、AIRS、青森公立大学芸術サークル
助成:平成31年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業 - 休催日
- 会期中無休
- 開催時間
- 10:00 ~ 18:00
- 観覧料
- 無料
- 展覧会ホームページ
- http://www.acac-aomori.jp/air/2019-3/
イベント情報
オープニング・アーティスト・トーク
本展参加アーティスト3名が出品作や青森での制作についてお話します。(逐次通訳付き)
日時:2019年7月27日(土)14:30~16:00
会場:国際芸術センター青森
対象:どなたでも
参加料等:無料、予約不要
協働制作「青森で食べたものが青森で土になる」
本展参加アーティスト三原聡一郎は、青森滞在中での自炊で生じる食物の食べられない部分を主としたコンポスティングを行い、作品の素材となる「土」を制作しています。微生物により有機物が腐葉土へ、そして原形を消して土へと分解されていくプロセスを協働することで、社会のサイクルをゆっくり考える視点を耕していきましょう。
持ち物:家庭から出る野菜くず、残飯、廃油(15㎝大のビニール袋一つほど)
※水気はよく切り、固いものや塊(骨、肉塊、貝殻、卵の殻など)はご遠慮ください。予約不要、直接会場までお越しください。
日時:2019年6月29日(土)、30日(日)、7月14日(日)、15日(月・祝) 全日13:00~14:00
会場:国際芸術センター青森 創作棟
対象:どなたでも
参加料等:無料、予約不要
レクチャー
13:00~14:30 ジャンフランコ・フォスキーノ「TIME LAPSE」
14:30~16:00 カルロス・ヌネス「Oncotô(where am I ?)」
本展参加アーティスト、ジャンフランコ・フォスキーノとカルロス・ヌネスがそれぞれの過去作と自身の制作について話します。(逐次通訳付き)※途中で10分程度の休憩が入ります。
日時:2019年8月10日(日)13:00~16:00
会場:国際芸術センター青森
対象:どなたでも
参加料等:無料、予約不要
会場情報
青森公立大学 国際芸術センター青森 コクサイゲイジュツセンターアオモリ
Aomori Contemporary Art Centre
- 会場住所
-
〒030-0134
青森市合子沢字山崎152-6 - ホームページ
- https://www.acac-aomori.jp/
登録日:2019年7月24日