ID:6137
ヴィルヘルム・レームブルック展
会場
宮城県美術館
THE MIYAGI MUSEUM OF ART
会期
2003年9月13日(土) ~ 2003年11月9日(日)
展覧会概要
ヴィルヘルム・レームブルック展 ヴィルヘルム・レームブルックテン
ヴィルヘルム・レームブルック(1881-1919)は、生涯における短い制作期間に代表作《ひざまずく女》(1911)《くずおれる男》(1915/16)《坐る青年》(1916/17)などモニュメンタルな作品の数々を残しながら、第一次世界大戦後に38歳で夭折した近代彫刻史上きわめて重要なドイツの彫刻家です。本展はその彼を紹介する日本初の回顧展です。
社会的にも文化的にもさまざまな転換と混乱を経験し、「危機の時代」とも称される激動の世紀転換期ヨーロッパに生を授かったレームブルックは、徹底して人間の姿を見つめ、自らの手でそれに形を与える創造的な行為を通じて、そうした時代を生きる近代人としての自我と真っ向から対峙し、根源的な生を問い続けました。うつむきかげんに胸に手をあて、片膝をたてる女。大地に四肢をつき慟哭する若い男。天を見上げ祈りのポースをとる女。いずれもレームブルック特有の細く引き伸ばされた人体表現には、彼の内省的な態度が真摯にこめられ、静謐かつ繊細な生の緊張感を湛えています。
本展は、彫刻家の故郷デュースブルク市にあるレームブルック美術館、ならびに芸術家の御遺族の全面的な協力を得て実現しました。初期から晩年に至る彫刻の代表作36点に絵画、素描、版画等92点を加え、作品相互の主題的な関連性を考慮した7部構成で作品を紹介します。さらに同時代の出版物、写真、書簡等の関連資料とともにレームブルックの全貌に迫ります。
- 休催日
- 月曜日(9/15は開館)
- 観覧料
- 一般 800円(700円)
高・大学生 400円(300円)
小・中学生 300円(200円)
※( )内は20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://www.pref.miyagi.jp/bijyutu/museum/
- 展覧会問合わせ先
- 宮城県美術館Tel.022-221-2111
会場情報
宮城県美術館 ミヤギケンビジュツカン
THE MIYAGI MUSEUM OF ART
- 会場住所
-
〒980-0861
仙台市青葉区川内元支倉34-1 - ホームページ
- https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/
登録日:1999年3月31日