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近代が誇る女流画家とそれに連なる美の系譜

上村松園(うえむらしょうえん) 松篁(しょうこう) 淳之(あつし) 三代展 The Exhibition of Three Generations: Uemura Shoen, Shoko and Atsushi

美しさ、だけじゃない―

Prestigious Female Artist in Modern Period and the Inheritance of Beauty

会場

東京富士美術館

TOKYO FUJI ART MUSEUM

会期

2020年2月29日|土|→4月12日|日|

展覧会概要

近代が誇る女流画家とそれに連なる美の系譜 上村松園(うえむらしょうえん) 松篁(しょうこう) 淳之(あつし) 三代展 ウエムラショウエン ショウコウ アツシ サンダイテン 美しさ、だけじゃない―

The Exhibition of Three Generations: Uemura Shoen, Shoko and Atsushi Prestigious Female Artist in Modern Period and the Inheritance of Beauty

「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである」(『青眉抄』より)
上村松園のこの言葉が示すように、彼女は時代に流されない敬虔(けいけん)な眼差しで理想の女性の美を突きつめました。その凛とした気高さと温もりをそなえた女性像は今なお観る人々の心を魅了します。本展では、松伯(しょうはく)美術館所蔵の作品を中心に、「第1部:上村松園」、「第2部:上村松篁」、「第3部:上村淳之」の3部構成で、近代随一の閨秀(けいしゅう)画家と謳(うた)われた上村松園と彼女の息子松篁、そして孫の淳之の三代に流れ通う絵画芸術の系譜を辿(たど)ります。中でも「第1部」では、上村松園の生涯を大きく「建設期(=明治期)」「模索期(=大正期)」「大成期(=昭和期)」の3つの章に分け、折々のエピソードや松園自身の言葉、遺品などを紹介しながら、明治・大正・昭和と時代が劇的に変化を遂げる中で、女流画家としての矜持(きょうじ)を持って生き抜いた松園の作品に込められた思いと、彼女が貫いた信念、人間性に迫ります。

主催者
東京富士美術館
協賛・協力等
後援◎八王子市、八王子市教育委員会、八王子商工会議所 協力◎松伯美術館 特別監修◎上村淳之(日本画家、日本芸術院会員、松伯美術館館長)
TOKYO 2020 応援プログラム
休催日
月曜日
開催時間
10:00 ~ 17:00
(16:30受付終了)
観覧料
大人1,300(1,000)円/大高生800(700)円/中小生400(300)円/未就学児無料
※( )内各種割引料金 [20名以上の団体・65歳以上の方・当館メルマガ登録者ほか] ※新館常設展示室もご覧になれます ※土曜日は中小生無料 ※誕生日当日にご来館された方はご本人のみ無料 [証明書をご提示ください。休館日の場合は適用できません] ※障がい児者、付添者1名は通常料金の半額 [証明書をご提示ください]
展示替え情報
※会期中、展示替えを行います
展覧会ホームページ
https://www.fujibi.or.jp/exhibitions/profile-of-exhibitions/?exhibit_id=3202002291

イベント情報

※各イベントの詳細は当館HPをご覧ください
●上村淳之氏によるスペシャル・ギャラリートーク
日時:2月29日(土) 11:00~(40分程度)

●「上村松園・松篁・淳之 三代展」ギャラリートーク
日時:3月14日(土)・28日(土)・4月11日(土) 各日14:00~(60分程度)

●徳山美奈子ピアノ作品コンサート~上村松園の絵に基づく「序の舞」「花がたみ」(世界初演)他
日時:3月21日(土) 14:00~(60分程度)

●女流能楽師・伶以野(レイヤー)陽子氏による 舞&トーク「能の世界」
日時:4月4日(土) 13:30~/15:30~(60分程度)

●桜の宴 富士美茶会(講師・阿部宗栄/茶道裏千家準教授)参加費:500円
日時:4月5日(日) 11:00~/12:00~/13:30~/14:30~/15:30~(30分程度)

会場情報

東京富士美術館 トウキョウフジビジュツカン

TOKYO FUJI ART MUSEUM

会場住所
〒192-0016
八王子市谷野町492-1
ホームページ
https://www.fujibi.or.jp/
更新日:2020年1月8日
登録日:2019年5月29日