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2019年度春季特別展

長谷川等伯展

~屏風・襖-大画面作品を中心に~

等伯、大画に舞う。

会場

石川県七尾美術館

ISHIKAWA NANAO ART MUSEUM

会期

2019年4月27日(土)~5月26日(日)

展覧会概要

2019年度春季特別展 長谷川等伯展 ハセガワトウハクテン ~屏風・襖-大画面作品を中心に~

日本の家屋などで、空間を仕切るために使用される調度・家具である「屏風」や「襖」。それらは大きな平面を持つがゆえに、「大画面絵画」の媒体としてまさにうってつけといえます。そのため古くより様々な屏風絵や襖絵が描かれ、豪華絢爛、静寂閑雅に室内空間を彩ってきました。巨大な城郭や御殿、寺院などの建設が相次いだ安土桃山時代にも膨大な数の絵画が整えられ、「狩野派」を筆頭に選りすぐりの絵師たちが存分に腕をふるっています。
能登七尾出身で、桃山画壇に大きな足跡を残した絵師・長谷川等伯(1539~1610)もそのひとり。彼は72年の生涯にわたり、彩色画・金碧画・水墨画など幅広いジャンルでその卓越した画才を発揮、屏風や襖などの「大画面絵画」も多数制作しました。彼の場合、特に「信春」から「等伯」へと名を改めた50歳頃以降に多くの作例がみられます。
当館にとって郷里が生んだ巨匠、等伯は重要なテーマであることから、平成8年より「長谷川等伯展」をシリーズで開催、これまで等伯や「長谷川派」の作品や史料などを幅広く紹介してきました。そして24回目の開催となる今回は、等伯の「大画面作品」に焦点をあてます。晩年期制作になる水墨の屏風や襖を中心に、若年期「信春時代」の仏画や「長谷川派」絵師の絵画などもあわせ、計21点を紹介いたします。
大画面のすみずみから発せられる彼らの熱き血潮や深遠なる精神を、貴方はきっと感じることができるでしょう。等伯が生まれてちょうど480年の今年それら入魂の名作をぜひとも生誕の地・七尾でご鑑賞ください。

主催者
石川県七尾美術館(公益財団法人七尾美術財団)
協賛・協力等
後援…石川県、石川県教育委員会、七尾市教育委員会
NHK金沢放送局、北陸放送、石川テレビ、テレビ金沢、HAB北陸朝日放送、エフエム石川
休催日
会期中無休
開催時間
午前9時 ~ 午後5時
※入館は午後4時30分まで
観覧料
一般800円(700円)
大高生350円(300円)
中学生以下無料
( )は20名以上の団体・前売料金
※「国民の祝日」は、70歳以上の方は団体料金になります。

前売券…ローソン・ミニストップ、ファミリーマート、セブン-イレブンで取り扱い
(JTB商品番号…0250878) ※前売券の発売は4月26日(金)まで
展覧会ホームページ
https://nanao-art-museum.jp/?p=5952

イベント情報

■特別講演会《聴講無料》
日時:2019年4月29日(月・祝) 午後2時より(開場・午後1時30分)
会場:当館アートホール
講師:河合正朝氏(千葉市美術館館長、慶應義塾大学名誉教授)
※ご聴講の方に等伯関連ハガキを1枚プレゼント。

■等伯子どもなんでもクイズ《参加無料》
会期中、随時小中学生対象のクイズを開催、全問正解された方の中から抽選で等伯関連グッズをプレゼント。

会場情報

石川県七尾美術館 イシカワケンナナオビジュツカン

ISHIKAWA NANAO ART MUSEUM

会場住所
〒926-0855
七尾市小丸山台1-1
ホームページ
https://nanao-art-museum.jp
更新日:2019年5月8日
登録日:2019年5月8日