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[企画展]ミュージアムとの創造的対話02

Creative Dialogues with Museum

空間/経験 Spacing Experiences/Experiencing Spaces

そこで何が起こっているのか?

What can happen there?

会場

鳥取県立博物館

Tottori Prefectural Museum

会期

2018.11.23(金・祝)>12.24(月・振休)

展覧会概要

[企画展]ミュージアムとの創造的対話02 空間/経験 クウカン/ケイケン そこで何が起こっているのか?

Creative Dialogues with Museum Spacing Experiences/Experiencing Spaces What can happen there?

烏取県立博物館は、1972年の開館以来今日まで、調査研究に基づく資料の収集や展覧会及び教育普及プログラムを通して、文化芸術を保存し、次世代へ継承していくための活動を行ってきました。これをさらに広げ、これからのミュージアムの可能性を開く試みとして、2017年よりシリーズ展「ミュージアムとの創造的対話」を開始しました。本シリーズでは、ミュージアムを巡る問いを契機に、国内外の優れたアーティストによる実験的で多彩な表現を展示室の内外に展開させることで、思考を促し、人やモノ、場との対話を重ねながら、その現代的な意味を探っていきたいと思います。
第2回目の今回は、ミュージアムの重要な要素/機能のひとつである「空間」とそこでの「経験」のあり方に着目し、作品と鑑賞者 との間の関係性の問い直しを図ります。あらゆるミュージアムには展示室という空間が備えられ、そこで催される展覧会では来場者それぞれが作品と対峙し、吟味し、意味や文脈を読み取り、自分の経験を動員して様々に想いを巡らす―「鑑賞」が行われます。このような行為は、日常生活においてはほとんどなされない独特の経験であり、それゆえミュー ジアム が特別な場所であることを物語っ ています。こうしたミュージアム空間における経験のあり方は、美術における表現の多様化によって著しく変化してきました。
本展では、梅田哲也、小山田徹、田口行弘の3名のアーティストの作品を手掛かりに、展示空間―作品―経験のあいだで生じる相互作用 ―「そこで何が起こ っているのか」について考えてみたいと思います。

主催者
鳥取県立博物館
協賛・協力等
協賛=日本通運、株式会社モリックスジャパン、株式会社吉備総合電設、三和商事株式会社
休催日
[休館日12.10(月)]
開催時間
午前9時 ~ 午後5時
◎入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般600円 /前売・20名以上の団体料金=400円
◎次の方は無料です/大学生以下/学校教育活動での引率者/70歳以上の方/障がいのある方・難病患者の方・要介護者等及びその介護者
展覧会ホームページ
https://www.pref.tottori.lg.jp/creativedialogues02/

イベント情報

会場が展示室内の場合は要観覧料、その他はすべて参加無料です。
■OpeningTalk|オープニングスペシャルトーク
出演:梅田哲也、小山田徹、田口行弘、尾﨑信一郎(鳥取県立博物館副館長)
進行:赤井あずみ(担当学芸員)
11月23日(金・祝) 14:00~15:30 |鳥取県立博物館 2階講堂

■ Workshop|田口行弘|Particles'moment
展示室のインスタレーション空間で、アニメーション、ストップモーション、映像等の制作を作家と一緒に行います。
11月24日(土) 15:00~17:00 |鳥取県立博物館 第2特別展示室|15名程度(先着順)

■Event|小山田徹|「小さな火床」に集う
太古の昔から、人が集い、時間を共有する場であった「小さな火」がつくる極小の空間を体験します。火で炙って楽しむ食べ物や飲み物の差し入れ大歓迎!
時間はすべて17:00~20:00(雨天中止)/11月24日(土)|鳥取県立博物館 前庭
11月25日(日)|岩戸海岸海水浴場/ 12月8日(土) |憩いの道(米子市立図書館裏 広場)
12月9日(日)|東郷湖畔公園(湯梨浜町旭)/ 12月24日(月・振休) |大御堂廃寺跡(倉吉市営ラグビー場横)
※会場の詳細についてはwebsiteをご確認ください。

■Open Dialogue 01 |学芸員との創造的対話
学芸員とともにテーブルを囲みながら、それぞれの作品の経験について語り合います。
12月1日(土), 15日(土)14:00-15:00 |鳥取県立博物館 第2特別展示室

■Open Dialogue 02|梅田哲也×学芸員たち
自然・人文・美術の学芸員たちが各分野における資料や保存、展示について話し、「何を遺し、伝えるのか」というミュージアムの本質に迫ります。
12月22日(土) 14:00~16:00 |鳥取県立博物館 館内

■Open Dialogue 03 |小山田徹×酒井雅代(当館学芸員/考古担当)
「観る悦楽|愛の視線としての実測図」
出品作家の小山田徹と考古担当学芸員が「実測図」を描いた人たちの「愛でる視線」とそこから見えてくるものについて語ります。
12月23日(日) 14:00~15:30 |鳥取県立博物館 第2特別展示室

■Performance |梅田哲也
出品作家・梅田哲也によるパフォーマンスを上演します。
12月23日(日) 17:00~ |鳥取県立博物館 敷地内

会場情報

鳥取県立博物館 トットリケンリツハクブツカン

Tottori Prefectural Museum

会場住所
〒680-0011
鳥取市東町2-124
ホームページ
https://www.pref.tottori.lg.jp/museum/
更新日:2024年10月23日
登録日:2018年12月4日