ID:59421
平成30年度鳥取県立博物館美術部門テーマ展示2
生誕百年山本兼文展 Kanefumi Yamamoto: A Centennial
会場
鳥取県立博物館 2階 第一特別展示室
Tottori Prefectural Museum
会期
2018年11月23日(金・祝)~12月24日(月・振休)
展覧会概要
平成30年度鳥取県立博物館美術部門テーマ展示2 生誕百年山本兼文展 セイタンヒャクネンヤマモトカネフミテン
Kanefumi Yamamoto: A Centennial
ヤマモト・カネフミ1918-1992
平成30(2018)年は、鳥取県を代表する彫刻家・山本兼文の生誕100年に当たる年です。岩美町出身の山本兼文は、鳥取師範学校を卒業後、教鞭を執る傍ら、昭和15年から3回続けて独立展(絵画部門)に入選するなど、最初は画家を目指していました。しかし、ちょうどその頃、日野郡二部(現伯耆町)出身の辻晉堂と出会い、その人柄と作品に強い感銘を受け、彫刻制作に向かいます。以降、日本美術院展(院展)への発表を続け、昭和28年には同展にて佳作、昭和33年には奨励賞を受賞し、彫刻家として認められることとなります。その作品は、木やセメント、石などを素材とし、動物や肖像なとやの小品から、抽象表現へと展開していきます。院展の彫刻部門が解散後は、二紀展での発表を精力的に続け、昭和52年の同展出品作「石会」では、文部大臣賞を受賞しました。
このたびの展覧会では、当館と鳥取県内個人が所蔵する彫刻作品を中心に、初期から晩年までの多様な作品を展示します。また、主に県東部エリアに設置されている野外彫刻をパネルにて紹介し、山本兼文の制作活動を回顧します。
- 休催日
- 12月10日(月)
- 開催時間
- 午前9時 ~ 午後5時
- (入館は午後4時30分まで)
- 観覧料
- 一般180円 (20名様以上の団体150円)
- ※次の方々は無料です。
◎大学生以下 ◎学校教育活動での引率者 ◎70歳以上
◎障がいのある方、要介護者等およびその介護者、難病患者の方
★同時開催中の企画展『ミュージアムとの創造的対話vol.2 空間/経験 ―そこで何が起こっているのか?』をご覧の方は、当日に限り無料でご観覧いただけます。 - 展覧会ホームページ
- https://www.pref.tottori.lg.jp/modernartexhibition/
イベント情報
スペシャルギャラリートーク
作品を鑑賞しながら、山本兼文氏にまつわる様々なエピソードをお聞きします。
平成30年11月24日(土) 午後2時~3時
会場:第一特別展示室
講師:石谷孝二氏(彫刻家、鳥取大学名誉教授)
対象:高校生~一般
定員なし/申込不要/観覧料が必要
会場情報
鳥取県立博物館 トットリケンリツハクブツカン
Tottori Prefectural Museum
- 会場住所
-
〒680-0011
鳥取市東町2-124 - ホームページ
- https://www.pref.tottori.lg.jp/museum/
登録日:2018年10月30日