ID:5915

鎌倉-禅の源流

建長寺創建750年記念 特別展

会場

東京国立博物館

TOKYO NATIONAL MUSEUM (UENO PARK)

会期

2003年6月3日(火) ~ 2003年7月13日(日)

展覧会概要

鎌倉-禅の源流 カマクラゼンノゲンリュウ 建長寺創建750年記念 特別展

そもそも鎌倉の禅は、建長寺開山の蘭渓道隆から始まったのです。中国の禅寺と同様の規則や様式、運営方法を取り入れて、建長寺を禅宗専門の道場としたことによります。新しく伝わった禅を学ぶため各地から僧が集まり、禅宗が日本仏教の中で大きな流れになりました。その後も日本と中国の禅僧が頻繁に往来したので、鎌倉と中国との距離は接近し、船で運ばれた書画、磁器、漆器のほか、くつろいだ姿の観音像や異彩を放つ伽藍神像など道教と仏教が混ざり合って生まれた独特の尊像が堂内に置かれました。建長寺、円覚寺には中国の寺院と変わらない風景画広がっていたことでしょう。保守的な京都の禅宗寺院よりも多くのものを受容した鎌倉の禅刹。枯淡なものというイメージを改める、多彩な禅の文化をご覧ください。

主催者
東京国立博物館、日本経済新聞社
休催日
月曜日
観覧料
一般 1300(950)円
高大生 900(510)円
小中生 400(230)円
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者とその介護者1名は無料
展覧会ホームページ
http://www.tnm.jp/
展覧会問合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)

会場情報

東京国立博物館 トウキヨウコクリツハクブツカン[ウエノコウエン]

TOKYO NATIONAL MUSEUM (UENO PARK)

会場住所
〒110-8712
台東区上野公園13-9
ホームページ
https://www.tnm.jp
問い合わせ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
更新日:2010年10月8日
登録日:1999年3月31日