ID:5885

ドキュメンタリーの時代

-名取洋之助・木村伊兵衛・土門拳・三木淳の写真から-

会場

宮崎県立美術館

MIYAZAKI PREFECTURAL ART MUSEUM

会期

2003年5月24日(土) ~ 2003年6月22日(日)

展覧会概要

ドキュメンタリーの時代 ドキュメンタリーノジダイ -名取洋之助・木村伊兵衛・土門拳・三木淳の写真から-

1930年代、ドイツ流の写真による報道スタイルを日本に持ち込んだ名取洋之助は「写真は文字のかわりになるほど素晴らしい能力を持っている」と主張し、写真が視覚的道具となることを実践しました。組写真やイラスト、活字を駆使したビジュアルなレイアウトなど今では当たり前のこととして行われている手法も、当時としては非常に斬新で、日本の写真による報道のあり方を大きく変えることになりました。また、こうした名取の活動は、同時代の写真家達に、社会的な出来事を写真的に捉え、事実をより深くつかむ姿勢を持つことを促し、質の高いドキュメンタリー作品を誕生させました。その中でも当時、スナップ・ショットの方法で新境地を開いた木村伊兵衛、後にリアリズム運動を推進する土門拳、『ライフ』誌のスタッフ・カメラマンとして活動した三木淳などドキュメンタリー写真の分野で先駆的な役割を果たしました。これらの4人の写真家の作品を東京都写真美術館のコレクションを中心に紹介します。
また、土門拳が昭和14年に宮崎の各地を訪れ撮影した「宮崎の風物」の70点を、(財)土門拳記念館からの特別出品により紹介します。

主催者
宮崎県立美術館
休催日
月曜日
観覧料
大人 500(400)円
高大生 300(200)円
小中生 200(100)円
※( )内は20名以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://www.miyazaki-archive.jp/bijutsu/
展覧会問合わせ先
TEL:0985-20-3792

会場情報

宮崎県立美術館 ミヤザキケンリツビジュツカン

MIYAZAKI PREFECTURAL ART MUSEUM

会場住所
〒880-0031
宮崎市船塚3-210 (県総合文化公園内)
ホームページ
https://www.miyazaki-archive.jp/bijutsu/
更新日:2010年6月8日
登録日:1999年3月31日