ID:57606
この絵師 生涯挑み続ける
長谷川等伯展
~等伯の挑戦と継承せし者たち~
能登立国1300年
会場
石川県七尾美術館
ISHIKAWA NANAO ART MUSEUM
会期
平成30年4月28日(土)~5月27日(日)
展覧会概要
この絵師 生涯挑み続ける 長谷川等伯展 ハセガワトウハクテン ~等伯の挑戦と継承せし者たち~
長谷川等伯(1539~1610)は能登七尾出身で、桃山時代に活躍した日本を代表する画家です。当館では平成8年から毎年シリーズとして「長谷川等伯展」を開催し、出身地の美術館として等伯や長谷川派の作品を展示・紹介しています。
シリーズ23回目となる本年は、等伯の若き信春時代の仏画や鑑賞画から晩年の水墨画の大作まで、様々な表現に挑み続けた等伯の画業とその魅力を紹介、長谷川派の作品も含めた27点を3つのテーマで展覧します。
テーマ1 《等伯の挑戦…仏画と鑑賞画》
若き等伯は信春の名で絵仏師として活躍。能登で長谷川家養父・宗清の影響を受けながらも、京都を往来して優れた絵画に触れ、豊かな色彩と緻密な描写で見事な仏画を描きました。また、中国絵画にも学び、花鳥図などの鑑賞画にも挑戦しました。ここでは、信春時代の仏画と鑑賞画を中心に、一部宗清などの作品も含めて紹介します。
テーマ2 《等伯の挑戦…巧みな水墨の技へ》
等伯の正式な京都移住は33歳頃とみられますが、七尾・京都の往来は意外と早く、10歳代と考えられます。京都における法華宗の芸術家一門や、大坂堺と茶の湯を通した強固なネットワークを後ろ盾として、50歳前後から次々と水墨画の大作を描きました。牧谿や梁楷などの優れた技法を吸収しつつ、自らの表現を探究した等伯。ここでは、様々な水墨の技をご覧ください。
※「複製松林図屏風」も展示
テーマ3 《等伯を継承せし者たち》
等伯には息子や娘婿の他、多くの弟子がいたことが知られています。これら長谷川派は等伯亡き後衰退していきましたが、他派の技法を取り入れながらも柔軟に活動した画家もいました。ここでは、能登で活躍した長谷川等誉、後に長谷川工房としての絵屋を引き継いだといわれる等伯3男・宗也、等伯の人脈を濃く受け継いだ4男・左近、主要な弟子の宗圜や主殿の作品を紹介します。
- 主催者
- 石川県七尾美術館(公益財団法人七尾美術財団)
- 協賛・協力等
- 後援…石川県、石川県教育委員会、七尾市教育委員会、NHK金沢放送局、北陸放送、石川テレビ、テレビ金沢、北陸朝日放送、エフエム石川
- 休催日
- 会期中無休
- 開催時間
- 午前9時 ~ 午後5時
- (入館は午後4時30分まで)
- 観覧料
- 一般800円(700円)、大高生350円(300円)、中学生以下無料
- ( )は20名以上の団体・前売料金
※「国民の祝日」は、70歳以上の方は団体料金になります。
前売券…ローソン・ミニストップ、ファミリーマート、サークルK・サンクス、セブン-イレブンで取り扱い
(JTB商品番号…0248134) ※前売券の発売は4月27日(金)まで - 展覧会ホームページ
- http://nanao-art-museum.jp/?p=5668
イベント情報
●特別講演会≪聴講無料≫
日時…平成30年4月29日(日・祝) 午後2時より(開場・午後1時30分)
会場…当館アートホール
講師…守安収氏(岡山県立美術館館長)
演題…「雪舟から等伯へ/雪舟画系の展開」
※ご聴講の方に等伯関連ハガキを1枚プレゼント。
●等伯子どもなんでもクイズ≪参加無料≫
会期中、随時小中学生対象のクイズを開催、全問正解された方の中から抽選で等伯関連グッズをプレゼント。
会場情報
石川県七尾美術館 イシカワケンナナオビジュツカン
ISHIKAWA NANAO ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒926-0855
七尾市小丸山台1-1 - ホームページ
- https://nanao-art-museum.jp
登録日:2018年5月15日