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青森公立大学 国際芸術センター青森
アーティスト・イン・レジデンス2017|秋

Aomori Contemporary Art Centre Artist in Residence 2017|autumn

この現実のむこうに―Here and Beyond Here and Beyond

会場

国際芸術センター青森

Aomori Contemporary Art Centre

会期

2017.10.28(土)-12.10(日)

展覧会概要

青森公立大学 国際芸術センター青森
アーティスト・イン・レジデンス2017|秋
この現実のむこうに―Here and Beyond コノゲンジツノムコウニ―Here and Beyond

Aomori Contemporary Art Centre Artist in Residence 2017|autumn Here and Beyond

作品は全く何もないところから生み出されるのではなく、多かれ少なかれ現実世界から手がかりや影響を受け、それらを見つめた先に作り出されます。生まれ来る作品世界は虚構や空想ではなく、現実を越えた奥にある現実、もうひとつの現実であると解することができます。

現実は社会の共通認識として成り立っている一方で必ずしも同一とはいえず、人によって見え方も捉え方も異なる不確かなものであり、アーティストはそこから何をどう切り取るのかが作品を展開していく重要な要素となります。また、鑑賞者は作品を前に、個人の経験などをもとに認識し想像力を広げます。目に見えて明瞭でありながらも曖昧な現実から生まれる作品は、見る者が他者と事物を共有し分かち合うための術(すべ)ともなるでしょう。

今回はその現実と、作品によって生み出されるもうひとつの現実との関わりを考えていきます。私たちの目の前にある現実をもとにしながらも、地域の人々をはじめ、鑑賞者を作品世界に惹き込み新たな思考、発見など様々なメッセージを投げかける内容のプログラムを目指します。

主催者
青森公立大学 国際芸術センター青森[ACAC]
協賛・協力等
助成|平成29年度文化庁アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
協力|Khoj International Artists' Association、AIRS
休催日
会期中無休
開催時間
10:00 ~ 18:00
観覧料
無料
展覧会ホームページ
http://www.acac-aomori.jp/air/2017-5/

イベント情報

オープニング・アーティストトーク
日時|10月28日(土) 14:30-16:30
会場|展示棟ギャラリーA、B
本展参加作家が作品についてお話しします。 *申込不要、直接会場においでください。

本山ゆかり ワークショップ「自分の線をじっくり見る」
日時|11月11日(土)
親子向け 10:30-11:30(5歳以上のお子さまと保護者2人1組でのご参加)
どなたでも 14:30-16:00 (中学生以上の方)
会場|創作棟
材料費|1人300円(親子向けにご参加の方はお子さまと保護者それぞれ300円かかります)
定員|親子向け5組、どなたでも向け10人
応募締切|11月5日(日)(応募者多数の場合抽選)
簡単なモチーフを短い時間でクロッキーします。それからその上に透明のアクリル板を置いて、クロッキーの線を見ながら絵具でなぞります。鉛筆の線と絵具の線、短時間で直感的に描いた線と観察しながらじっくり描いた線、それらの差を体験します。

アン・スークーン トーク&上映会「ひとつの抱擁」
日時|11月19日(日) 14:30-15:30
会場|展示棟AVルーム
アンは一貫して現れては消える儚い存在や時間の流れへの興味を背景に制作を続けてきました。トークでは思春期の不安定さをテーマとした過去作《Exorcize me (私を祓い清める)》の上映と共に、作品に影響を与えた美術や文学のお話を交えながらこれまでの活動についてお話しします。 *申込不要、直接会場においでください。

クレマンス・ショケ&ミカエル・ガミオ ワークショップ
「それ、アヤシイ?」
日時|11月26日(日) 10:00-15:00(昼休み12:00-13:00)
会場|創作棟
対象|小学校3年生以上-大人
定員|20名
応募締切|11月19日(日) (応募者多数の場合抽選)
妖怪のしわざだと思うような出来事や、妖怪に化けてしまいそうな古いものから発想して、新しい妖怪を作って名前を付け、物語を作り、形や音や文章で表します。その妖怪は日用品の形をしているかもしれないし、音かもしれないし、目には見えない気配かもしれません。

ラーキー・ペスワニ トーク&セッション
「視覚と場所の流動性-あるものの解釈と視覚による世界観、それらの居住地との関わり」
日時|11月12日(日) 10:30-12:00
会場|展示棟AVルーム
ペスワニが過去作についてお話するとともに、セッションでは観客のみなさんに作品画像からどのようなイメージを受け取るかを簡単なメモで記述していただきます。それをもとにインドと日本での作品の受け取られ方や、 住む場所が人々に与える影響などについて考察しお話します。 *申込不要、直接会場においでください。

潘逸舟 パフォーマンス「作品と私」
日時|12月10日(日) 14:30開演(30分から1時間程度)
会場|展示棟ギャラリー、潘作品前
作品の前でパフォーマンスを行います。

ギャラリーツアー
日時|12月9日(土) 14:30-15:30
会場|展示棟ギャラリー
対象|どなたでも
学芸員の解説を聞きながら展覧会を鑑賞します。

ファミリーツアー
日時|11月12日(日) 14:30-15:30
会場|展示棟ギャラリー、ACAC敷地内
対象|歩ける年齢のお子さんと保護者の方
ACAC敷地内を探検した後、みんなでお話しながらギャラリーで作品を鑑賞します。

会場情報

国際芸術センター青森 コクサイゲイジュツセンターアオモリ

Aomori Contemporary Art Centre

会場住所
〒030-0134
青森市合子沢字山崎152-6
ホームページ
https://www.acac-aomori.jp/
更新日:2017年11月21日
登録日:2017年10月24日