ID:53390

加藤アキラ[孤高のブリコルール]

―それでも前衛美術であり続けること―

会場

アーツ前橋

Arts Maebashi

会期

2017.3.18 Sat.―5.30 Tue

展覧会概要

加藤アキラ[孤高のブリコルール] カトウアキラ[ココウノブリコルール] ―それでも前衛美術であり続けること―

加藤アキラは、1960年代に前橋を舞台に活動した「群馬NOMOグループ」の作家として活躍しました。車の整備工として勤めるかたわら作品制作を行っていた加藤は、アルミニウムやワイヤーブラシなど身の回りにある道具や素材を用いた作品で注目を集め、1969年には全国的に評価の高い新人が選出される「現代美術の動向展」(京都国立近代美術館)に選出されます。加藤の創作は身の回りで廃棄されていく日用品や自然の素材を寄せ集めて僅かな細工を施す[ブリコラージュ]によって作品へと昇華させます。今日リノベーションやオーバーホールなど物を再生させ新たな価値観を付与することが求められる時代に、日常に埋もれて行く産業製品などに息吹を与える加藤の作品は多くの示唆に富むことでしょう。このたび新たに群馬を代表する現代美術家のひとりとして加藤アキラの活動を総覧する初の展覧会です。

主催者
アーツ前橋
協賛・協力等
後援:上毛新聞社、朝日新聞社前橋総局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、産経新聞前橋支局、東京新聞前橋支局、日本経済新聞社前橋支局、共同通信社前橋支局、時事通信社前橋支局、群馬テレビ、FM GUNMA、まえばしCITYエフエム、前橋商工会議所
休催日
水曜日(5月3日は開館)
開催時間
11時 ~ 19時
(入場は18時30分まで)
観覧料
一般500円(300円) 学生300円 65歳以上300円 高校生以下無料
()内は10名以上の団体料金
※4月16日(日)は「前橋中心商店街ツナガリズム祭り」のため観覧無料
※障害者手帳等をお持ちの方と介護者1名は無料
トワイライト割:開館中の17時以降に来館された方は入館料300円
展覧会ホームページ
http://www.artsmaebashi.jp/?p=8549

イベント情報

ワークショップ「加藤アキラと作る竹作品」
4月29日(土)14:00~18:00
講師:加藤アキラ、寺澤徹
会場:アーツ前橋地下ギャラリー
参加費:無料(要観覧券)
定員:40名(事前申込み)
対象:小学生以上
加藤とともに竹を使って作品を作るワークショップです。参加者みなさんで作った作品は本展会期中、アーツ前橋ギャラリー内にて展示いたします。

田中泯 ダンス「物とカラダの間で」
4月23日(日)/5月28日(日)13:00~18:00
会場:アーツ前橋地下ギャラリー
参加費:無料(要観覧券)
1989年、加藤アキラの作品と共演した田中泯。再び加藤アキラの作品とアーツ前橋を場として踊ります。※上記の時間内に複数回踊ります。時間は未定です。お楽しみください。

トーク「アート思い出ばなし」
5月6日(土)14:00~16:00
出演:加藤アキラ、佐々木耕成、吉田冨久一
会場:アーツ前橋スタジオ

会場情報

アーツ前橋 アーツマエバシ

Arts Maebashi

会場住所
〒371-0022
前橋市千代田町5-1-16
ホームページ
http://artsmaebashi.jp/
更新日:2017年3月14日
登録日:2017年3月14日