ID:53012
亀井昭伍コレクションより
古作こけし名品展
会場
カメイ美術館
MUSEUM OF KAMEI COLLECTION
会期
2017年1月24日(火)~4月23日(日)
展覧会概要
亀井昭伍コレクションより 古作こけし名品展 コサクコケシメイヒンテン
こけし工人の作品が、その時代の風潮を反映するのは、ごく自然のことと思われます。文化・文政時代の発祥のころは、ごく素朴な幼児の遊び道具としての形態だったと想像されますが、ろくろ技術の変革やこけし産地の風土などが加味され全体的にこけしとしてのまとまりを形成してきたと推測されます。昭和3年の天江富弥氏の『こけし這子の話』によって全国にこけしが紹介されて、大人の鑑賞眼が意識されるようになりました。
大正・昭和初期(戦前)までは、日本も東北もあまり豊かではないものの、こけしは、どちらかと言えばひなびた中に生命力あふれるものが多く、また、中には静かな憂いを秘めたものがありました。
戦後、生活が豊かになるに従い、工人のこけしも明るく、華やかな表情や色彩に変わってきた様に感じます。そして、戦前の各系統別の伝承を受け継ぎ、新しい時代のこけし群となっていることは喜ばしいと思います。
こけしを大別して、戦前の古作と戦後の現代作と云われます。こうして、受け継がれたこけしの”こころ”が次世代の工人によく受け継がれ、世界に誇る”郷土人形”として発展することを願って止みません。
- 休催日
- 月曜日(祝日は開館)
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後5時
- 入館は4時30分まで
- 観覧料
- 一般300円
- 20名以上の団体は240円 65歳以上・高校生以下は無料
- 展覧会ホームページ
- http://www.kameimuseum.or.jp/topics/2017/01/post-108.html
会場情報
カメイ美術館 カメイビジュツカン
MUSEUM OF KAMEI COLLECTION
- 会場住所
-
〒980-0022
仙台市青葉区五橋1-1-23 カメイ五橋ビル7階 - ホームページ
- https://www.kameimuseum.or.jp/
登録日:2017年2月7日