ID:52906
床飾り もてなしの心をうつす道具
掛物や花入、香合など床の間を彩る名品の数々を通して、日本で発展していったもてなしの文化をたどります。
会場
サンリツ服部美術館
SUNRITZ HATTORI MUSEUM OF ARTS
会期
2017年3月17日(金)-6月4日(日)
前期:3月17日(金)-4月23日(日)
後期:4月26日(水)-6月4日(日)
展覧会概要
床飾り もてなしの心をうつす道具 トコカザリ モテナシノココロヲウツスドウグ
日本の伝統的な室内空間の一つである「床の間」。床の間は座敷の上座に畳より一段高く設けられています。元々高貴な身分の人々が座すためにつくられた空間で、最も神聖な場所ともいわれています。
茶の湯では顔を合わせた人々が心を合わせてより良い席をつくる「一座(いちざ)建立(こんりゅう)」の精神が大事とされています。茶会の席入りで客が最初に拝見するのが床の間です。亭主が季節や客に応じて趣向を凝らした道具でもてなす茶会では、床の間には絵画や墨蹟などの掛物を掛けて、花入に季節の草花を生け、時には香炉や香合なども飾ります。客は床の間を拝見することで亭主の心配りを感じ、これにより亭主と客の間に精神的な交流が生まれ、一座建立の茶会を行うことができるのです。床の間は、亭主のもてなしの心をうつした空間といえるでしょう。
本展では、サンリツ服部美術館のコレクションの中から掛物や花入など床の間を飾る道具をご紹介いたします。名品の数々を通じて、日本で発展していったもてなしの文化をお楽しみください。
- 休催日
- 祝日を除く月曜日、4月25日(火)
- 観覧料
- 大人1000(900)円、小中学生400(350)円
- *()内は団体20名様以上の料金
- 展覧会ホームページ
- http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/main.html
イベント情報
第1回美術講座
■日時 2017年5月15日(月) 13時30分-15時
■講師 宮崎法子氏(実践女子大学教授)
■演題 「日本が伝えた中国絵画‐宋元の墨戯を中心に‐」
■会場 サンリツ服部美術館2階 喫茶室
■開場 13時
■定員 60名
■参加費 入館料のみ
■申込 電話・受付にてご予約ください。TEL 0266-57-3311
会場情報
サンリツ服部美術館 サンリツハットリビジュツカン
SUNRITZ HATTORI MUSEUM OF ARTS
- 会場住所
-
〒392-0027
諏訪市湖岸通り2-1-1 - ホームページ
- http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/
登録日:2017年1月31日