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瀬戸内国際芸術祭2016 連携事業
オーストラリア国立博物館所蔵
Setouchi Triennale 2016
ワンロード | 現代アボリジニ・アートの世界 One Road
一八五〇キロの砂漠の一本道 (ワンロード) を、
アボリジニ・アーティストたちは旅した。
失われた歴史と誇りを取り戻すために―。
会場
香川県立ミュージアム
The Kagawa Museum
会期
2016年8月6日[土]→9月19日[月・祝]
展覧会概要
瀬戸内国際芸術祭2016 連携事業
オーストラリア国立博物館所蔵 ワンロード | 現代アボリジニ・アートの世界 ワンロード | ゲンダイアボリジニ・アートノセカイ
Setouchi Triennale 2016 One Road
アートと人類学を架橋する
オーストラリア国立博物館所蔵作品中、
最高の価値を放つ作品群
オーストラリア西部の砂漠地帯を縦断する一本道 (ワンロード)、キャニング牛追い (ストック) ルート*。今から100年以上前、ヨーロッパから来た入植者が北部の牧草地から南部の食肉市場へと牛を移動させるために切り拓いたこの道で、先住民アボリジニは初めて「白人」と遭遇し、その生活を激変させることになります。
「ワンロード」展は、かつてそこに住んでいたアボリジニとその子孫であるアーティスト60名が、2007年に1850キロの道を5週間にわたって旅をし、入植者の側からしか語られて来なかったキャニング牛追いルートの歴史をアボリジニ自らがたどり直す過程で描いていった絵画を中心に、映像、写真、オブジェ、言葉によって構成される、アートと人類学を架橋する稀有でダイナミックなプロジェクトの記録です。
多文化・多民族国家オーストラリアが国家プロジェクトとして実現し、本国で22万人を動員し大きな成功をおさめた本展が、1年をかけて日本全国を巡回、瀬戸内国際芸術祭開催中の香川県立ミュージアムにやってきます。
*キャニング牛追いルートとは、20世紀の初頭にこの道を探査したアルフレッド・キャニングにちなんで命名された牛の輸送路のことである。
- 主催者
- 香川県立ミュージアム
- 協賛・協力等
- ◎共催| オーストラリア国立博物館、香川県教育委員会、四国新聞社、NHK高松放送局
◎協力・助成| Catalyst―オーストラリア芸術文化基金、オーストラリア外務貿易省、在日オーストラリア大使館
◎協賛| キャセイパシフィック航空会社
◎後援| 香川県美術家協会、朝日新聞高松総局、産経新聞高松支局、山陽新聞社、日本経済新聞社高松支局、毎日新聞高松支局、読売新聞高松総局、OHK岡山放送、RSK山陽放送、KSB瀬戸内海放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、FM香川、FM815
- 休催日
- 月曜日 (ただし8/15、9/19は開館)
- 開催時間
- 9:00 ~ 17:00
- (入館は閉館の30分前まで)
◎夜間開館| 毎週金曜日及び瀬戸内国際芸術祭2016期間中(9月4日まで)の土曜日(19:30まで) - 観覧料
- 一般 1,100円、前売・団体(20名以上) 900円、瀬戸芸パスポート提示で500円
- 巡回等情報
- ■市原湖畔美術館 2016年10月1日→2017年1月9日
■釧路市立美術館 2017年4月7日→5月7日 - 展覧会ホームページ
- http://www.pref.kagawa.lg.jp/kmuseum/tenji/tokubetsuten/kaisai/index.html
イベント情報
■ オープニング・シンポジウム
日時| 8月6日[土] 14:00―16:00 (予定)
場所| 香川県立ミュージアム 地下1階 講堂
[講演①]
「キャニング牛追いルート・プロジェクトとは何か?」
マシュー・トリンカ氏 (オーストラリア国立博物館館長)
[講演②]
「アボリジニ世界の魅力」
小山修三氏 (国立民族学博物館名誉教授)
[講演③]
「アボリジニ芸術の可能性」
池澤夏樹氏 (作家)
[ディスカッション]
「希望としてのアボリジニ・アート」
マシュー・トリンカ氏×小山修三氏×池澤夏樹氏
モデレーター| 北川フラム氏 (瀬戸内国際芸術祭総合ディレクター)
参加料| 無料
定員| 230名
申込期間| 受付中、定員になり次第終了
■ ワークショップ
「てんてん・ぐるぐる―わたしの模様をつくろう―」
みんなで展覧会を見て、アボリジニが描いたように、点や線を組み合わせて自分だけの模様をつくってみよう。牛革に描いた模様は小さく切ってコースターやキーホルダー、ブローチになるよ。
日時| 8月11日(木・祝) ①10:00―12:00 ②13:30―15:30
場所| 2階 西ロビー
講師| 日下綾希氏 (造形作家)
対象| 小学生 (小学生3年生以下は保護者同伴)
定員| 各30名
参加料| 300円 (ただし保護者は特別展観覧券が必要)
申込期間| 7月8日(金)→7月28日(木)
■ ミュージアムトーク
学芸員が展示内容や作品の見どころを紹介します。
日時| 8月14日(日)、9月4日(日) 各13:30―
場所| 2階 特別展示室
参加料| 無料 (ただし特別展観覧券が必要)
申込方法| 事前申込不要
【お申込方法】
■ シンポジウム
電話・はがき・FAX・「かがわ電子自治体システム」*を利用したインターネットから。
はがき・FAXの場合は、氏名、電話番号、講演会名を明記してください。
■ ワークショップ
往復はがき(1枚につき1家族まで)・「かがわ電子自治体システム」*を利用したインターネットから。
往復はがきの場合は、氏名(ふりがな)、住所、電話番号、年齢(学年)、ワークショップ名を明記してください。申込者多数の場合は抽選となります。
*かがわ電子自治体システム 電子申請届出サービス
https://s-kantan.com/pref-kagawa-k/
お申込み・お問合せ先
〒760-0030 高松市玉藻町5番5号
香川県立ミュージアム 学芸課
Tel.087-822-0247 Fax.087-822-0049
会場情報
香川県立ミュージアム カガワケンリツミュージアム
The Kagawa Museum
- 会場住所
-
〒760-0030
高松市玉藻町5-5 - ホームページ
- https://www.pref.kagawa.lg.jp/kmuseum/kmuseum/index.html
登録日:2016年8月9日