ID:50907

[企画展]

原田直次郎展

西洋画は益々奨励すべし

会場

島根県立石見美術館 展示室D

IWAMI ART MUSEUM

会期

2016年7月23日(土)~9月5日(月)

展覧会概要

[企画展] 原田直次郎展 ハラダナオジロウテン 西洋画は益々奨励すべし

日本近代洋画の正統派、森鷗外の盟友・原田直次郎
約100年ぶりの大回顧展

島根県津和野町出身の文豪・森鷗外の大親友であり、小説「うたたかの記」の主人公のモデルにもなった明治の洋画家・原田直次郎(1863-1899)の画業を紹介します。
原田直次郎はドイツで本格的に西洋画を学んで帰国し、洋画排斥運動の渦中にあった当時の美術界で「西洋画は益々奨励すべし」と奮闘。自宅に画塾・鍾美館(しょうびかん)を開設するなど、日本における西洋画の確立と普及に努めました。
しかし病を得て6年で画塾は閉校。1899年に36歳の若さで夭折しました。画家としての活動期間はおよそ10年と短いものでしたが、《靴屋の親爺》《ドイツの少女》など日本近代美術史における人物画の傑作を残し、画塾からは伊藤快彦、三宅克己、和田英作、大下藤次郎ら、その後の美術界を牽引する優れた人材を多く輩出するなど、その功績の大きさは計り知れません。にもかかわらず、これまで原田の足跡を示す資料は、鷗外の著述のほかはあまり知られておらず、本格的な展覧会は、没後10年目に鷗外が中心となって一日限定で開催した1909年の遺作展以降、一度も開催されていませんでした。
本展では、国内外における新たな調査研究の成果をふまえ、約100年ぶりの大回顧展として原田直次郎の軌跡をたどります、

主催者
島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、読売新聞社、美術館連絡協議会、日本海テレビ
休催日
毎週火曜日
開催時間
10:00 ~ 18:30
展示室への入場は18:00まで
観覧料
[企画展]
一般 1,000(800)円、大学生 600(450)円、小中高生 300(250)円
[企画・コレクション展セット]
一般 1,150(920)円、大学生 700(530)円、小中高生 300(250)円
※( )内は、20名以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://www.grandtoit.jp/museum/exhibition/2016/07/post-128.html

会場情報

島根県立石見美術館 シマネケンリツイワミビジュツカン(シマネンケンゲイジュツブンカセンター「グラントワ」)

IWAMI ART MUSEUM

会場住所
〒698-0022
益田市有明町5-15
ホームページ
https://www.grandtoit.jp/museum/
更新日:2016年7月12日
登録日:2016年7月12日