ID:50684
北陸の三名刹 永平寺・總持寺祖院・瑞龍寺の名宝
北陸は、宝庫です。
会場
富山県水墨美術館
THE SUIBOKU MUSEUM, TOYAMA
会期
2016年 8月12日[金]▶▶▶9月25日[日]
展覧会概要
北陸の三名刹 永平寺・總持寺祖院・瑞龍寺の名宝 ホクリクノサンメイサツ エイヘイジ・ソウジジソイン・ズイリュウジノメイホウ
雪舟が、くる。
秀吉が、くる。
探幽が、くる。
北陸の地には、名高い曹洞禅の寺院が多くあります。鎌倉時代に道元禅師によって創建された大本山永平寺(福井県永平寺町)は、禅の修行道場として770年もの長い歴史を刻み、今日まで法統を伝え続けています。永平寺創建から80年後、道元四世の法孫である瑩山紹瑾 (けいざんじょうきん) 禅師によって、大本山總持寺(石川県輪島市門前町)が開かれ、全国に展開して今日の曹洞宗の礎が築かれました。明治44年(1911)、大本山總持寺は火災を機に神奈川県横浜市鶴見に移転再建され、その後、輪島の寺院は總持寺祖院と改称されました。
そして、富山県高岡市にある瑞龍寺は、江戸時代に、加賀藩二代藩主・前田利長の菩提寺として、三代藩主・前田利常が建立した曹洞宗の名刹です。400年余の歴史を持つ瑞龍寺は、禅様式の粋をこらした豪壮雄大な建築を誇り、平成9年(1997)には仏殿、法堂、山門が国宝に指定されたほか、利常が寄進した禅宗絵画、狩野派三代の絵画、工芸品などが多数伝えられています。
この展覧会では、瑞龍寺に凝縮された文化財の粋とともに、大本山永平寺と大本山總持寺祖院の寺宝をあわせ、北陸ゆかりの禅宗寺院の名刹に伝わる名品の数々を紹介します。禅のこころに触れる貴重な機会となるでしょう。ぜひご鑑賞ください。
- 主催者
- 北陸の三名刹展実行委員会(富山県水墨美術館・富山テレビ放送)
- 協賛・協力等
- ◆共催=北日本新聞社
◆後援=高岡市、高岡市教育委員会
◆協力=大本山永平寺、大本山総持寺祖院、高岡山瑞龍寺
◆特別協賛=北陸銀行、北陸カード
◆協賛=大阪屋ショップ、大谷製鉄、北日本物産、五万石、三協立山、積水ハウス、トナミ運輸、リードケミカル - 休催日
- 月曜日 (ただし、8月15日、9月19日は開館)、9月20日(火)
- 開催時間
- 午前9時30分 ~ 午後6時
- 入室は午後5時30分まで
- 観覧料
- [当日] 一般 1000(800)円、大学生 700(500)円、[前売] 一般のみ 800円
- ※( )内は20人以上の団体料金です。
※この料金で常設展も観覧できます。
※小・中・高校等の児童・生徒及びこれらに準ずる方、各種障害者手帳をお持ちの方は観覧無料です。
【前売券取扱所】 (前売り券の販売は8月11日(木)まで)
ローソンチケット【Lコード 55725】、アーツナビ(富山県民会館、富山県教育文化会館、富山県高岡文化ホール、新川文化ホール)、富山テレビ放送でお求めいただけます。 - 展覧会ホームページ
- http://www.pref.toyama.jp/branches/3044/exh_1604.htm
イベント情報
いずれも映像ホールにて。
聴講は無料ですが、展示室へ入場の際は観覧券が必要です。
講演会「三名刹の絵画について」
講師:原口 志津子 氏 (富山県立大学教授)
日時:8月13日(土) 午後2時~
講演会「瑞龍寺宝物から見る前田家の人脈」
講師:瑞龍寺住職 四津谷 道宏 氏
日時:9月3日(土) 午後2時~
会場情報
富山県水墨美術館 トヤマケンスイボクビジュツカン
THE SUIBOKU MUSEUM, TOYAMA
- 会場住所
-
〒930-0887
富山市五福777 - ホームページ
- http://www.pref.toyama.jp/branches/3044/3044.htm
登録日:2016年6月21日