高村光太郎 彫刻と詩 展

夏季特別企画展
高村光太郎没後60年・高村智恵子生誕130年記念 高村光太郎 彫刻と詩 展 タカムラコウタロウ チョウコクトシ テン

高村光太郎(1883～1956)の没後60年、高村智恵子(1886～1938)の生誕130年を記念して企画展を開催いたします。
木彫家・高村光雲の長男として生まれた光太郎は、幼少期より木彫の手ほどきを受け、東京美術学校や海外での研鑽を積むことでその資質を開花し、木彫・塑像に傑作を残しています。
また合わせ持っていた文学的資質は、評論・翻訳・詩作などに結実しています。「緑色の太陽」(1910)のような啓発的な評論、『ロダンの言葉』(1916)の翻訳等は、日本近代美術界を大いに刺激しました。のみならず、『道程』(1914)、『智恵子抄』(1914)等の詩作は現在もなお広く知られています。
高村自身は「私は何を措いても彫刻家である」「自分の彫刻を護るために詩を書く」と述べる一方で「詩精神(事物の中心に直入する精神)が言葉にあらわれれば詩となり、造型に形をとれば美術一般となる」とも言っています。
彫刻と詩を通して、高村光太郎の制作の根源へ思いを馳せていただければ幸いです。

主催者

公益財団法人碌山美術館

協賛・協力等

後援:安曇野市 安曇野市教育委員会 安曇野市教育会 信濃毎日新聞社 市民タイムス
協賛:清水建設株式会社 株式会社中村屋 医療法人仁雄会穂高病院 株式会社とをしや薬局 株式会社アイダエナジー

休催日

会期中無休

開催時間

9:00 ～ 17:10

最終入館は閉館の30分前

観覧料

大人
(個人) 700円 (団体(20名様以上)) 600円
高校生
(個人) 300円 (団体(20名様以上)) 250円
小中学生
(個人) 150円 (団体(20名様以上)) 100円

※障がい者手帳をお持ちの方は半額になります。

特別企画展記念講演会
「高村光太郎作《乙女の像》をめぐって」
8月7日(日) 13時30分～
講師:小山弘明 (高村光太郎連翹忌運営委員会代表)
会場:杜江館二階
聴講無料 (ただし入館料が必要です)

碌山美術館 ロクザンビジュツカン

ROKUZAN ART MUSEUM

会場住所

〒399-8303
安曇野市穂高5095-1

ホームページ

http://www.rokuzan.jp/

問い合わせ先

0263-82-2094