ID:50064
トーマス・ルフ展 THOMAS RUFF
会場
金沢21世紀美術館
21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa
会期
216.12.10SAT-2017.3.21SUN
展覧会概要
トーマス・ルフ展 トーマス・ルフテン
THOMAS RUFF
トーマス・ルフ(1958年ドイツ, ツェル・アム・ハルマースバッハ生まれ)は, アンドレアス・グルスキーやトーマス・シュトゥルートらとともにデュッセルドルフ芸術アカデミーでベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に学んだ「ベッヒャー派」として, 1990年代以降, 現代の写真表現をリードしてきた存在です。本展では, 世界が注目する写真家の, 初期から初公開の最新作までを紹介します。
ルフは初期に発表した高さ約2メートルにもなる巨大なポートレート作品で注目されました。それ以降, 建築, 都市風景, ヌード, 天体などさまざまなテーマの作品を展開, それらを通じ, 現代人をとりまく世界のあり方についてのユニークなヴィジョンを提示してきました。私たちの視覚や認識に深く組みこまれた写真というメディアそれ自体も, ルフ作品の重要なテーマのひとつです。ルフは自ら撮影したイメージだけでなく, インターネット上を流通するデジタル画像からコレクションしている古写真まで, あらゆる写真イメージを素材に用い, 新たな写真表現の可能性を探究しています。
本展では, 初期作品である「Interieurs」や評価を高めた「Portrats」, 少年時代からの宇宙への関心を背景とする「cassini」や「ma.r.s.」, インターネット時代の視覚・情報空間を問う「nudes」や「jpeg」など, 全18シリーズ, 約125点, 金沢会場約160点の作品で構成されます。
ルフ作品は1990年代から日本の美術館やギャラリーで紹介されてきましたが, 美術館で開催される本格的な回顧展は今回が初となります。待望されていた日本国内での個展が, ついに実現します。
- 主催者
- 金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団],読売新聞社
- 協賛・協力等
- 後援|テレビ金沢
協力|Lufthansa Cargo AG, 全日本空輸(株) - 休催日
- 毎週月曜(ただし1月2日, 1月9日は開館), 12月29日―1月1日, 1月10日
- 開催時間
- 10:00 ~ 18:00
- (金・土曜日は20:00まで ただし1月2日・3日は17:00まで)
- 観覧料
- 一般=1,000円(800円)
大学生=800円(600円)
小中高生=400円(300円)
65歳以上の方=800円
「工芸とデザインの境目」展との共通観覧券
一般=1,700円(1,400円)
大学生=1,400円(1,100円)
小中高生=700円(600円)
65歳以上の方=1,400円 - ※( )内は団体料金(20名以上)及び前売りチケット料金
前売チケット取扱|チケットぴあTEL: 0570-02-9999
Pコード:767-718(共通券:767-716)
ローソンチケットTEL: 0570-000-777
Lコード:56908(共通券:56971) - 展覧会ホームページ
- https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1738
イベント情報
トーマス・ルフ アーティスト・トーク
聞き手:増田玲(東京国立近代美術館主任研究員),田中義久(本展アートディレクター),中田耕市(当館キュレーター)
日時: 2016年12月10日(土) 14:00-16:00
会場:レクチャーホール,料金:無料,定員:80名
申込方法:ウェブサイトにて11月25日(金) 10:00より申込受付開始(先着順)
※逐次通訳付
レクチャー「トーマス・ルフ:アイデンティティの写真から、写真のアイデンティティへ」
講師:清水穣(写真研究・同志社大学教授)
日時:2017年1月28日(土) 14:00-15:30
会場:レクチャーホール,料金:無料,定員:80名
申込方法:事前予約不要、当日先着順
※都合により、プログラムの内容を変更する場合がございます。
会場情報
金沢21世紀美術館 カナザワニジュウイッセイキビジュツカン
21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa
- 会場住所
-
〒920-8509
金沢市広坂1-2-1 - ホームページ
- https://www.kanazawa21.jp/
登録日:2016年11月22日