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竹中工務店 400年の夢 400 Years of Architectural Challenges
―時をきざむ建築の文化史―
―TAKENAKA: Master Builder in Japan
会場
世田谷美術館
SETAGAYA ART MUSEUM
会期
2016年4月23日(土)~6月19日(日)
展覧会概要
竹中工務店 400年の夢 タケナカコウムテン 400ネンノユメ ―時をきざむ建築の文化史―
400 Years of Architectural Challenges ―TAKENAKA: Master Builder in Japan
このたび世田谷美術館では、「竹中工務店 400年の夢 ―時をきざむ建築の文化史―」を開催するはこびとなりました。
本展は、竹中工務店の400年を超える歴史ある歩みを土台として、社会的あるいは文化的な諸状況をふりかえることで、日本が近代化していく過程を“建築”という視点から眺望しようとするものです。そして、竹中工務店が長年にわたり大切に守り育ててきた棟梁精神によって創りだされた代表的な建築=作品を「はじまりのかたち」「出会いのかたち」「はたらくかたち」「夢を追うかたち」「暮らしのかたち」「感性を育むかたち」「時を紡ぐかたち」「これからのかたち」という8つのカテゴリーに分類し写真、模型、図面、映像などでご紹介します。
また本展では、各建築が創られた時代の気配を感じていただくために、それぞれの時代の景色や造形感覚を反映した美術作品、また、企業や歴史的なイヴェントの宣伝材料といったグラフィックに類する諸資料もあわせて展示します。
竹中工務店が独自の価値観と美意識できざんできた時が、一つの建築文化史を形成し、そこに生まれた創造物が私たちの日常生活に寄り添っていることを感受していただけたらと願っています。
- 主催者
- 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
- 協賛・協力等
- ◎後援:世田谷区 世田谷区教育委員会
◎特別協力:株式会社竹中工務店 公益財団法人竹中育英会 公益財団法人竹中大工道具館 公益財団法人ギャラリーエークワッド
◎助成:公益財団法人朝日新聞文化財団 - 休催日
- 毎週月曜日
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後6時
- 入場は午後5時30分まで
- 観覧料
- 一般 1000(800)円、65歳以上 800(600)円、大高生 800(600)円、中小生 500(300)円
- ※( )内は20名以上の団体料金。障害者の方は500(300)円、ただし、小・中・高・大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。
※リピーター割引:会期中、本展有料チケットの半券をご提示いただくと、2回目以降は団体料金にてご覧いただけます。 - 展覧会ホームページ
- http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html
イベント情報
● 講演会-1
「竹中工務店400年の夢展を読み・語る」
4月29日(金・祝) 14:00~15:30 (開場 13:30)
講師:藤森照信 (建築史家・建築家)
場所:講堂 / 定員:先着140名 / 入場無料
※当日12:00からエントランス・ホールにて整理券を配布
※手話通訳付き
● 講演会-2
「技を伝え、人を育てる」
5月3日(火・祝) 14:00~15:30 (開場 13:30)
講師:小川三夫 (堂宮大工棟梁)
場所:講堂 / 定員:先着140名 / 入場無料
※当日12:00からエントランス・ホールにて整理券を配布
※手話通訳付き
● ワークショップ
「やってみよう! けんちく体操」
5月5日(木・祝) 14:00~15:30 (受付 13:30より)
講師:チームけんちく体操/ 米山勇 (建築史家・江戸東京博物館研究員) 高橋英久 (東京都歴史文化財団学芸員) 田中元子 (ライター・mosaki) 大西正紀 (編集者・mosaki) 田中裕二 (江戸東京博物館学芸員)
場所:地下創作室A、B
対象:小学生とその保護者
定員:15組30名 (申込多数時は抽選)
参加費:無料
申込方法:当館HP「プログラム&イベント」参加申込フォームより
申込期間:3月25日(金)~4月24日(日)
● 講演会-3
「建物と人間のあいだ」
5月14日(土) 14:00~15:30 (開場 13:30)
講師:木下直之 (美術史家・東京大学教授)
場所:講堂 / 定員:先着140名 / 入場無料
※当日12:00からエントランス・ホールにて整理券を配布
※手話通訳付き
● 対談
「竹中工務店の仕事と写真家の眼」
5月21日(土) 14:00~15:30 (開場 13:30)
出演:村井 修 (写真家) 松葉一清 (武蔵野美術大学教授) 門川清行 (竹中工務店副会長)
場所:講堂 / 定員:先着140名 / 入場無料
※当日12:00からエントランス・ホールにて整理券を配布
※手話通訳付き
● 講演会-4
「大工道具の歴史とものづくりの心」
5月28日(土) 14:00~15:30 (開場 13:30)
講師:赤尾建藏 (竹中大工道具館館長)
場所:講堂 / 定員:先着140名 / 入場無料
※当日12:00からエントランス・ホールにて整理券を配布
※手話通訳付き
● 講演会-5
「大工棟梁・木と向き合い、時を紡ぐ」(実演と解説)
5月28日(土) 15:45~17:15 (開場 15:40)
講師:阿保昭則 (大工棟梁) 赤尾建藏 (竹中大工道具館館長)
場所:講堂 / 定員:先着140名 / 入場無料
※当日12:00からエントランス・ホールにて整理券を配布
※手話通訳付き
● ダンス・パフォーマンス
「ヒトとキとキと」
6月4日(土) 19:30~20:30 (開場 19:00)
出演:森山開次 (ダンサー)
場所:講堂ほか / 定員:100名 (事前予約制)
料金:3,000円
※詳しくは当館HPをご覧ください。
※4月25日より受付開始
● 講演会-6
「竹中工務店が語る六つのかたち」
6月11日(土) 14:00~17:45 (開場 13:30) ※途中休憩あり
コーディネイター:川北 英 (前ギャラリーエークワッド館長)
司会:橋本善八 (世田谷美術館学芸部長)
■「出会いのかたち―街づくり あべのハルカスをめぐって」
原田哲夫 (大阪本店設計部長)
■「はたらくかたち―事務所建築の変遷と竹中工務店のオフィスづくり」
菅 順二 (設計本部長)
■「夢を追うかたち―東京ドームと市立吹田サッカースタジアムの計画と建設」
丹野吉雄 (元プリンシパルエンジニア・構造) 髙井啓明 (プリンシパルエンジニア・環境) 大平滋彦 (大阪本店設計部)
■「暮らしのかたち―竹中工務店 住まいの空間」
松隈 章 (設計本部)
■「感性を育むかたち―佐川美術館・樂吉左衞門館と竹中大工道具館」
内海慎介 (プリンシパルアーキテクト) 小幡剛也 (大阪本店設計部)
■「時を紡ぐかたち―明治生命館と三菱一号館」
中嶋 徹 (設計本部)
場所:講堂 / 定員:先着140名 / 入場無料
※当日12:00からエントランス・ホールにて整理券を配布
※手話通訳付き
● 100円ワークショップ
どなたでもその場で参加できる工作など
毎週土曜日 13:00~15:00 (会期中)
会場:地下創作室
参加方法:開催時間中随時受付
参加費:1回100円
● レストラン ル・ジャルダン 特別メニュー
「80年前の味わい―雲仙観光ホテルに遺された一枚のメニューから」
雲仙観光ホテルは竹中工務店が手がけた洋風ホテルの先駆け。1935年の開業当時のメニューを手がかりに、往時のフレンチをイメージしたランチコースです。
デザートは同ホテルの開業当時からのオリジナル・メニュー「レモンアイスクリーム」。会期中限定の特別メニューです。限定1日20食。3,000円(税込)。
TEL:03-3415-6415 (レストラン ル・ジャルダン)
会場情報
世田谷美術館 セタガヤビジュツカン
SETAGAYA ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒157-0075
世田谷区砧公園1-2 - ホームページ
- https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
- 問い合わせ先
- 03-5777-8600(ハローダイヤル)
登録日:2016年4月19日