ID:4937

没後二十年 西脇順三郎 展

会場

世田谷文学館

SETAGAYA LITERARY MUSEUM

会期

2002年9月28日(土) ~ 2002年11月4日(月)

展覧会概要

没後二十年 西脇順三郎 展 ボツゴニジュウネンニシワキジュンザブロウテン

『Ambarvalia』『旅人かへらず』『第三の神話』などの詩集によって、日本の現代詩の世界に新たな流れを生み出した西脇順三郎(明治27~昭和57年)。西脇の詩は、英国留学時代に影響を受けた《モダニズム》の革新的な作風で知られています。そして、その詩は、古代中世の英語英文学、芭蕉、老荘といった洋の東西を超えた、古典の知識に裏打ちされているのです。
詩人・西脇順三郎は、昭和37年に川端康成、谷崎潤一郎らとともにノーベル文学賞候補にのぼり、国際的に脚光をあびました。同時に彼は、優秀な人材を育てた教育者であり、さらに評論家、英文学者、画家としての側面を合わせ持っています。また、この偉大な詩人は、「私は戦前には旅人きどりで世田ヶ谷の麦畑を歩いていた」という回想のとおり、緑豊かな世田谷を散歩し、この地をうたった詩を多く遺しています。
本展では没後20年に際して、西脇順三郎の多岐にわたる業績を《詩―西脇順三郎記念室》《絵画―空想美術館》《旅―世田谷 奥の細道》《草花―空想植物園》などのテーマに分け、成城の柳田國男訪問や多摩川散歩のエピソードといった世田谷とのかかわりを交え、約200点の資料でご紹介します。

主催者
世田谷文学館
休催日
月曜日(10/14・11/4は開館し翌日休館)
観覧料
一般 500(400)円
大高生 300(240)円
中小生 200(160)円
65歳以上 250(200)円
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者割引あり
展覧会ホームページ
http://www.setabun.or.jp/
展覧会問合わせ先
03-5374-9111

会場情報

世田谷文学館 セタガヤブンガクカン

SETAGAYA LITERARY MUSEUM

会場住所
〒157-0062
世田谷区南烏山1-10-10
ホームページ
https://www.setabun.or.jp/
更新日:2010年11月8日
登録日:1999年8月21日