ID:48544
特別企画展 No.97
藤田嗣治のパリ時代の仲間たち Léonard Foujita
フジタが妻ユキのために描いた26枚の素描とともに
会場
公益財団法人 大川美術館
OKAWA MUSEUM OF ART
会期
2015年11月14日(土)―12月13日(日)
展覧会概要
特別企画展 No.97 藤田嗣治のパリ時代の仲間たち フジタツグハルノパリジダイノナカマタチ フジタが妻ユキのために描いた26枚の素描とともに
Léonard Foujita
今からおよそ100年前の1913(大正2)年、26歳の若き藤田嗣治(1886-1968)は、画家を志してフランスへ渡りました。藤田はパリ到着の翌日にはピカソに会い、まもなくリベラやブラックと知り合い、その後モディリアーニ、マティス、ローランサン、ドラン、ユトリロ、スーティン、キスリングなどとも交遊します。藤田の画家としての才能や飾り気のない人柄は、瞬く間にパリ美術界で人脈を広げていきました。
1917年、シェロン画廊での初めての個展は、パリ画壇の好意的な批評を得、ピカソは藤田の絵の前で3時間も唖然としたままであったと伝えられています。やがて、乳白色の下地に裸体像を描くという藤田独自のスタイルが登場すると、社交人たちの肖像画の注文を数多く受けるようになり、一気に黄金時代を迎えました。
今回の展覧会は、1920年代のエコール・ド・パリ全盛期、生活をともに過ごした妻リュシー・パドウ(彼女の肌の色が雪のように白く、「ユキ」と呼ばれていた)のために藤田が描いた26点の素描を中心に、当館収蔵のパリの画家たちの作品を一堂に展示するものです。ことに26点の素描は藤田と親しい画家たちの絵を描いていて、同時代を生きた画家仲間との交遊の深さと、その多彩な才能ぶりを改めて感じさせます。きっと画家藤田嗣治の新たな魅力を発見していただけることでしょう。
- 休催日
- 月曜日 (11月23日は開館) 11月24日
- 開催時間
- 10時 ~ 17時
- 入館は16:30まで
- 観覧料
- 一般 1000円 高・大生 600円 小・中生 300円
- ※20名以上の団体は20%割引。
※身体障害者手帳等をお持ちの方、および付き添いの方1名は50%割引。
※65歳以上の方は20%割引。
※中学生以下と同伴の保護者は2名まで50%割引。
※毎月第1土曜日(桐生市内・桐生天満宮古民具骨董市および買場紗綾市開催日)は入館料20%割引。
※震災で避難されて来られた方は入館料無料。
イベント情報
●館長によるギャラリートーク
11月15日(日)
●友の会員によるギャラリー・トーク
11月28日(土)・12月6日(日)
●学芸員によるギャラリー・トーク
上記以外の毎週土、日曜日
※いずれも14時から約40分間程度。お申込み不要。入館料のみでご参加いただけます。 (都合により中止になることもあります。)
会場情報
公益財団法人 大川美術館 コウエキザイダンホウジン オオカワビジュツカン
OKAWA MUSEUM OF ART
- 会場住所
-
〒376-0043
桐生市小曽根町3-69 - ホームページ
- http://okawamuseum.jp/
登録日:2015年12月15日