ID:4734

ウリとヒョウタン

季節の伝統植物

会場

国立歴史民俗博物館

National Museum of Japanese History

会期

2002年7月23日(火) ~ 2002年9月29日(日)

展覧会概要

ウリとヒョウタン ウリトヒョウタン 季節の伝統植物

いわゆるメロンの仲間を指すウリ,そしてヒョウタンは,いずれもウリ科に属しており,古くから人の生活に深くかかわってきました。ウリは弥生時代以降日本に伝わり,果物あるいは野菜として育成されてきました。歴史的に見ると,雑草メロン,マクワウリ・シロウリ,モモルディカメロン,マスクメロンと多様で,時代によって趣向・用途も変化してきました。一方,ヒョウタンは縄文時代初頭には日本に伝えられ,日本人とのかかわりは1万年間にも及んでいます。一部で食用とされた以外はほとんどが器の材料として育成されてきました。こうした事実は,遺跡の発掘調査や文献史料から知ることができますが,歴史的に古い形質や遺伝的性質をもったものが各地にほそぼそと伝えられ,それら生きた資料から実体を知ることができます。

国立歴史民俗博物館では,縄文時代以来の形質をもつウリとヒョウタンの系統を収集してきました。奈良・平安時代のメロンなども含まれます。今回の展示は,これらを育成・展示し,生きた実物をとおして生活文化の歴史の理解を促そうとするものです。

休催日
毎週月曜(月曜が祝日の場合は翌日)
観覧料
個人(小学生以上):100円
団体(20名以上):50円
展覧会ホームページ
http://www.rekihaku.ac.jp/
展覧会問合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)

会場情報

国立歴史民俗博物館 コクリツレキシミンゾクハクブツカン

National Museum of Japanese History

会場住所
〒285-8502
佐倉市城内町117
ホームページ
https://www.rekihaku.ac.jp/
問い合わせ先
ハローダイヤル ℡.03-5777-8600 (8時00分から22時00分まで)
更新日:2010年5月19日
登録日:2000年10月6日