ID:45899

[館蔵品展]
近代日本の社会と絵画

戦争の表象

戦後70年

会場

板橋区立美術館

ITABASHI ART MUSEUM

会期

2015年 4月11日[土]→6月7日[日]

展覧会概要

[館蔵品展]
近代日本の社会と絵画
戦争の表象 センソウノヒョウショウ

終戦から七〇年が経過した本年、油彩、水彩画、戦地のスケッチなど板橋区立美術館のコレクションを通じて、第二次世界大戦を中心とする「戦争」を芸術家がどのように表象したのかを検証する展覧会です。また、今回は特別展示として戦後、職場美術協会に関わり、中央美術研究所を創設した画家・杉本鷹の作品(寄託)もご紹介します。

第二次世界大戦中、日本の美術界では、出版や言論と同様に、画題や表現方法に制限が加えられ、芸術家たちは自由な制作、発表活動が難しくなりました。そのような状勢の中、新人画会を結成した麻生三郎や松本竣介をはじめ、戦争とは直接関係のない、自分たちの絵画を発表しようと奮闘した画家たちもいました。また、兵士として従軍した画家たちの中には山本日子士良や古沢岩美のように、戦地となった中国の風景や仲間の兵士たちの姿をスケッチした者もいました。そして終戦後、従軍や外地での捕虜生活など、様々な形で戦争を体験した画家たちにより、改めて戦争をテーマにした作品が描かれています。

休催日
月曜日
ただし5月4日祝日のため開館し、5月7日[木]は休館
開催時間
9時30分 ~ 17時
入館は16時30分まで
観覧料
無料
展覧会ホームページ
http://www.itabashiartmuseum.jp/exhibition/ex150411.html

イベント情報

【記念講演会】
5月10日(日)
予兆と現実、そして想起―戦争を描いた画家たち
小沢節子 [近現代史研究者]
◎午後2時より90分程度 (午後1時開場予定)
◎当館1階講義室にて、申込不要、聴講無料、先着100名、当日会場へ直接お集まりください。

【ギャラリートーク】
担当学芸員が展示室を参加者と一緒にめぐりながら作品や作家についてお話いたします。
◎4月11日[土] | 26日[日] | 5月3日[日] | 17日[日] | 6月7日[日]
◎いずれも午後2時より50分程度、申込不要、当日2階展示室ロビーへ直接お集まりください。

会場情報

板橋区立美術館 イタバシクリツビジュツカン

ITABASHI ART MUSEUM

会場住所
〒175-0092
板橋区赤塚5-34-27
ホームページ
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/
問い合わせ先
テレフォンサービス 03-3977-1000
更新日:2015年3月24日
登録日:2015年3月24日