ID:45074

没後四〇〇年記念

高山右近とその時代 Takayama Ukon and His Epoch

会場

石川県立美術館

Ishikawa Prefectural Museum of Art

会期

2015年1月4日(日)~2月8日(日)

展覧会概要

没後四〇〇年記念 高山右近とその時代 タカヤマウコントソノジダイ

Takayama Ukon and His Epoch

高山右近(1552年~1615年)は織田信長、豊臣秀吉に仕え、武将としての傑出した能力は秀吉をはじめ諸将から高く評価されました。また、千利休の高弟として茶人としても活躍し、同時にキリスト教布教にも尽力しました。1587年、秀吉のキリシタン禁令(バテレン追放令)により棄教を拒否したことで領地を没収され、翌年、加賀藩祖・前田利家により金沢に迎えられます。利家の死後は加賀藩二代藩主・利長により家老扱いを受け、金沢城修築、高岡城築城などに手腕を発揮しました。また利休高弟として茶の湯を広める一方、追放されたキリシタン武将(内藤如庵、宇喜多休閑)を前田家客将に世話するなど、1614年徳川家康の禁教令によるマニラへの追放まで、ささやかながら布教活動を続けました。
本展は、2015年2月3日が高山右近没後400年の節目にあたることから、戦国時代から天下統一に至る激動の時代を生き抜いた、その生涯と人物像を貴重な史料や作品によって重層的に捉え直すことを趣旨として、右近が晩年の26年間を過ごした金沢で開催するものです。
展示内容は、右近の遺品や右近に関わる歴史資料、千利休や当時の有力な茶人に関わる茶道美術、西洋文化の影響を反映した16世紀から17世紀のいわゆる南蛮美術、石川県をはじめ北陸地方に伝来したキリシタン遺物など約100点です。

主催者
石川県立美術館
協賛・協力等
後援:NHK金沢放送局/北陸放送
休催日
※会期中無休
開催時間
午前9時30分 ~ 午後6時
入館は閉館30分前
観覧料
一般 1000円(800円) / 大学生 600円(500円) / 高校生以下 300円(200円)
※( )は20名以上の団体料金
展示替え情報
※1月21日(水) 閉館後に一部展示替えをおこないます。
展覧会ホームページ
http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/event/0event.html

イベント情報

◆ミュージアム・コンサート (入場無料)
※要事前申込、12月10日(水)必着
「平井み帆チェンバロ・リサイタル ―鍵盤音楽でたどる高山右近とその時代―」
演奏:平井み帆氏 (チェンバロ、トーク)
曲目:G.フレスコバルディ:フォリアによる変奏曲
J.P.スヴェーリンク:涙のパヴァーヌ 他
日時:1月12日(月・祝) 午後1時30分
会場:石川県立美術館ホール
※入場申込方法は、石川県立美術館までお問い合わせください。

◆百万石の文化講座 第3講 (聴講無料)
「高山右近と藩老横山家の交わり」
講師:木越隆三氏 石川県金沢城調査研究所所長
日時:1月25日(日) 午後1時30分
会場:石川県立美術館ホール

◆土曜講座 (聴講無料)
◇「高山右近とその時代Ⅰ ―ザビエルの布教がもたらしたもの―」
講師:村瀬博春 (石川県立美術館学芸第一課担当課長)
日時:1月10日 午後1時30分
◇「高山右近とその時代Ⅱ ―花開く南蛮文化―」
講師:村瀬博春 (石川県立美術館学芸第一課担当課長)
日時:1月17日 午後1時30分
◇「前田家と利休七哲」
講師:高嶋清栄 (石川県立美術館学芸第二課長)
日時:1月24日 午後1時30分
◇「高山右近とその時代Ⅲ ―キリスト教信仰のゆくえ―」
講師:村瀬博春 (石川県立美術館学芸第一課担当課長)
日時:1月31日 午後1時30分
会場:石川県立美術館講義室 (各日共)

◆ギャラリートーク (展覧会観覧料が必要です)
会期中の毎週日曜日 午前11時から
当館学芸員が行います
(1月4、11、18、25日、2月1、8日)

会場情報

石川県立美術館 イシカワケンリツビジュツカン

Ishikawa Prefectural Museum of Art

会場住所
〒920-0963
金沢市出羽町2-1
ホームページ
https://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/
更新日:2015年1月6日
登録日:2015年1月6日