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上村松篁展 UEMURA SHOKO

花鳥ひとすじ 楽しくて楽しくてしょうがない。

会場

京都国立近代美術館

THE NATIONAL MUSEUM OF MODERN ART, KYOTO

会期

2014年5月27日[火]―7月6日[日]

展覧会概要

上村松篁展 ウエムラショウコウテン

UEMURA SHOKO

近現代の京都画壇において格調高い花鳥画を一途に描き続けた上村松篁の全容を回顧。

明治35(1902)年、日本画家・上村松園の長男として京都市内に生まれた松篁は、大正10(1921)年、京都市立絵画専門学校に入学すると共に西山翠嶂に師事しました。同校在学中に帝展初入選を果たして以降、官展系展覧会を中心に活躍しますが、第二次世界大戦後の昭和22(1947)年、戦前の官展の後継である日展で審査員をつとめたところ、その旧態依然とした審査に失望し同展を脱退してしまいます。翌年、奥村厚一、秋野不矩、吉岡堅二、山本丘人らとともに創造美術協会(新制作協会日本画部を経て創画会)を結成、官展にも塾にも依らず、発表を続けました。《星五位》、《燦雨》など伝統的な円山四条派の写生を活かしながら、近代的な構成を持つ新しい花鳥画として蘇らせた作品を生み出す一方で、昭和11年から43年の定年退官まで母校の京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)で後進の指導にもあたり、58年に文化功労者となって、翌59年、母子二代での受章となる文化勲章を受章。平成13(2001)年惜しまれつつその生涯を閉じました。
本展は、その松篁の《孔雀》、《丹頂》等の花鳥画の代表作に人物画の大作《万葉の春》を含む初期から晩年に至るまでの本画約75点と、挿絵原画や素描約30点を紹介する大規模な回顧展です。母・松園同様、「品があって匂い立つような」芸術を花鳥画で追求し続けた画家の軌跡をご堪能ください。

主催者
京都国立近代美術館、日本経済新聞社、京都新聞
協賛・協力等
協賛/松栄堂、ニューカラー写真印刷 協力/松伯美術館
休催日
月曜日
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時
毎週金曜日は午後8時まで(入館は閉館30分前まで)
観覧料
当日 (一般) 1,300円 (大学生) 900円 (高校生) 500円
前売り・団体 (一般) 1,100円 (大学生) 700円 (高校生) 300円
※団体は20名以上。 ※中学生以下、障がい者手帳等を御提示の方と付添者1名は無料 ※前売券販売期間 2014年4月14日(月)~5月26日(月)まで。5月27日以降は当日券を販売 ※チケット販売所 セブン-イレブン(セブンコード:030-031)、ローソン(Lコード:57102)、ファミリーマート、サークルK・サンクス、イープラス、CNプレイガイド、チケットぴあ(Pコード:766-131)ほか ※チケットの購入時に手数料がかかる場合もあります。 ※本料金でコレクション展もご覧いただけます。

イブニング割引 会期中毎週金曜日の午後5時以降の入場に限り、当日料金の200円割引でご覧いただけます。チケットは会場の当日窓口のみで販売。
展覧会ホームページ
http://s-uemura.exhn.jp/

イベント情報

記念講演会 (聴講無料)(定員100人)
6月7日(土) 午後2時―3時30分
「自然との対話の中で」 上村淳之氏 文化功労者・日本芸術院会員・日本画家

6月21日(土) 午後2時―3時30分
「上村松篁画伯の人間像 ―12年に及ぶ撮影を通して」 飯島幸永氏 写真家

いずれも京都国立近代美術館1階講堂にて。
※当日午前11時からインフォメーションにて整理券を配布します。

会場情報

京都国立近代美術館 キョウトコクリツキンダイビジュツカン

THE NATIONAL MUSEUM OF MODERN ART, KYOTO

会場住所
〒606-8344
京都市左京区岡崎円勝寺町
ホームページ
https://www.momak.go.jp/
問い合わせ先
京都国立近代美術館:Tel.075-761-4111
テレホンサービス(展覧会のご案内):Tel.075-761-9900
更新日:2014年5月27日
登録日:2014年5月27日