ID:41631
Future Beauty 日本ファッション : 不連続の連続 FUTURE BEAUTY
THE TRADITION OF REINVENTION IN JAPANESE FASHION
会場
京都国立近代美術館
THE NATIONAL MUSEUM OF MODERN ART, KYOTO
会期
2014年3月21日(金・祝)~ 5月11日(日)
展覧会概要
Future Beauty 日本ファッション : 不連続の連続 Future Beauty ニホンファッション : フレンゾクノレンゾク
FUTURE BEAUTY THE TRADITION OF REINVENTION IN JAPANESE FASHION
20世紀後期以降、「日本ファッション」に世界が注目します。日本人デザイナーが発揮した独自の創造性から、ゼロ年代の新たな感性まで、彼らの作品100点余を、映像や写真と共に通観します。
20世紀後半、「日本ファッション」は日本経済の成長と共に世界へ羽ばたきました。1970年代、高田賢三や三宅一生が欧米で注目され始めます。81年、川久保玲や山本耀司がパリにデビュー。西洋ファッションの伝統的な美意識から解き放たれた彼らの作品は<前衛的>と評されました。しかし、<前衛的>と評された表現が、今さまざまなレベルで一般化しているのを見れば、彼らがファッション界に与えた衝撃の大きさは明らかです。
より若い世代の日本人デザイナーたちは、サブカルチャーとの結びつき、既存のファッションの仕組みへの疑問など、社会の変化とそこに潜む問題を感じ取っています。彼らの服には、服と人との新たな関係を目指そうとする姿勢が見えます。
こうした「日本ファッション」の評価が、革新的な日本の素材に支えられていることも見逃せません。その先端技術に潜むのは、探求心と感性と、それを可能にする京都に代表される日本の伝統的な技でした。和服から洋服への転換で一旦途切れ、不連続に見える日本の服飾文化は、脈々と受け継がれているのです。
本展は、2010年のバービカン・アート・ギャラリー(ロンドン)を皮切りに世界5都市を巡回した「Future Beauty」展をもとに、<着る>文化の伝統を守り革新し続ける京都と現代ファッションのかかわりを浮き彫りにしながら、新たに構成するものです。
- 主催者
- 京都国立近代美術館
公益財団法人 京都服飾文化研究財団 - 協賛・協力等
- 後援=経済産業省、京都府、京都府教育委員会、京都市、京都市教育委員会、京都市内博物館施設連絡協議会、京都商工会議所、一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会、一般社団法人日本ボディファッション協会
特別協力=株式会社ワコール 協力=株式会社七彩、吉忠マネキン株式会社、JX日鉱日石エネルギー株式会社 - 休催日
- 毎週月曜日
※ただし4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館 - 開催時間
- 午前9時30分 ~ 午後5時
- 会期中の毎週金曜日は午後8時まで開館
(いずれも入館は閉館の30分前まで) - 観覧料
- 一般 (当日) 1200 (前売り) 1000 (団体(20名以上)) 900
大学生 (当日) 800 (前売り) 600 (団体(20名以上)) 500
高校生 (当日) 500 (前売り) 300 (団体(20名以上)) 200
中学生以下 無料
消費税込み - ※本料金で同時開催の「チェコの映画ポスター」展 及びコレクション展もご覧いただけます。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。
(入館の際に証明できるものをご提示ください)
※前売券の主な取り扱い
・チケットぴあ (Pコード:765-962)
・ローソン (Lコード:58774)
セブン-イレブン各店舗、京阪神の主要プレイガイドなど
※前売券は2014年1月13日から3月20日までの期間限定販売 - 展覧会ホームページ
- http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2013/401.html
イベント情報
●特別講演 PARASOPHIA+Future Beauty共同プロジェクト
クリス・デルコン (テート・モダン館長)「21世紀のための美術+建築―テート・モダン」
日時:4月4日(金) 19時~20時半 (18時半開場) 会場:京都国立近代美術館 1階 ロビー
先着150名(事前申込不要。当日17時から1階インフォメーションにて整理券を配布) 聴講無料 日本語逐次通訳付き
●連続レクチャー
第1回 串野真也 (Masaya Kushino デザイナー)
+細尾真孝 (株式会社細尾 取締役)
「京都の伝統、現在から未来へ―革新と挑戦」
日時:3月22日(土) 14時~15時半 (13時半開場)
第2回 森永邦彦 (ANREALAGE デザイナー)
「色を着る、色を脱ぐ―アンリアレイジと京都の技術」
日時:4月19日(土) 14時~15時半 (13時半開場)
第3回 堀畑裕之+関口真希子 (matohuデザイナー)
「いま、輝く燈し火を―伝統とモードをつなぐ」
日時:5月3日(土) 14時~15時半 (13時半開場)
会場:京都国立近代美術館 1階 講堂
聴講無料 定員:100名、*未就学児の入場はご遠慮ください
お申込方法:事前申込制 (定員に達し次第締切)
お申込開始日:
第1回:2月24日(月)、第2回:3月17日(月)、第3回:4月7日(月)
お申込・お問合せ先:京都服飾文化研究財団
TEL:075-321-9221(受付時間は平日(月)~(金)の9時半~17時)
その他、団体鑑賞プログラムやワークショップ等も予定。詳細は京都服飾文化研究財団(KCI) ホームページhttp://www.kci.or.jp/にて随時お知らせいたします。
会場情報
京都国立近代美術館 キョウトコクリツキンダイビジュツカン
THE NATIONAL MUSEUM OF MODERN ART, KYOTO
- 会場住所
-
〒606-8344
京都市左京区岡崎円勝寺町 - ホームページ
- https://www.momak.go.jp/
- 問い合わせ先
-
京都国立近代美術館:Tel.075-761-4111
テレホンサービス(展覧会のご案内):Tel.075-761-9900
登録日:2014年1月14日