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北海道シリーズⅡ
北海道・新星館コレクション

須田剋太展

会場

尾道市立美術館

ONOMICHI CITY MUSEUM OF ART

会期

平成25年12月7日(土)―平成26年1月26日(日)

展覧会概要

北海道シリーズⅡ
北海道・新星館コレクション
須田剋太展 スダコクタテン

尾道市立美術館では、普段は鑑賞する機会の少ない、北海道の特色ある美術館のコレクションを紹介する展覧会を開催します。
本展は、平成23(2011)年12月から翌年1月まで開催した「中札内美術村・小泉淳作美術館コレクション 小泉淳作展」に続く北海道シリーズⅡとして、北海道上川郡美瑛町にある新星館を紹介するもので、コレクションの中核を成している画家、須田剋太の作品を展覧します。

須田剋太は、独創的な絵画から迫力ある書まで、生命感あふれた作品を遺し、いまでも存在感を放ち続けている芸術家です。
明治39(1906)年、埼玉県に生まれた須田剋太は、独学で油絵を学び、戦前から戦後にかけては、具象画の分野で光風会や官展(文展、新文展)で活躍し、地歩を固めていきます。
その後、昭和24(1949)年頃に抽象画家の長谷川三郎と出会い、彼の絵画理論に傾倒し抽象画家へ転向します。以後、官展から離れて、同時期に傾倒した禅の東洋思想に基づいた独自の抽象論を形成していったのです。その間、国画会のほか、ブラジル、アメリカ、イタリアでの国際展に積極的に出品し、内外から高い評価を得ました。
昭和46(1971)年から司馬遼太郎の『街道をゆく』の挿絵を担当し、再び具象画を描くようになります。
晩年は、書や陶板なども手がけるようになり、生命の根源を追い求めた独自の芸術を確立しました。

主催者
尾道市立美術館、中国新聞備後本社
協賛・協力等
後援:広島県、NHK広島放送局、尾道エフエム放送、尾道ケーブルテレビ
協力:新星館、喫茶美術館、和寧文化社
休催日
月曜日、年末年始(12月29日から1月3日) [12月23日(月・祝)、1月13日(月・祝)は開館、翌日は開館]
開催時間
午前9時 ~ 午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
大人/700円、高大生/500円、中学生以下無料〔前売は各200円引、団体(20名以上)は各100円引〕
■70歳以上、身障者は、証明できるものを提示により無料
■前売券販売所:中国新聞社各販売所(取り寄せ)、啓文社各店、尾道駅前観光案内所
展覧会ホームページ
http://www7.city.onomichi.hiroshima.jp/?page_id=50

イベント情報

■オープニング講演会
演題:『須田剋太との出逢い―「喫茶美術館」そして「新星館」設立までの物語』
講師:丁章 (詩人、和寧文化社代表)
日時:平成25年12月7日(土) 午後2時から(1時間30分程度)
場所:尾道市立美術館2Fロビー
対象:一般。参加無料・申込み不要。展覧会観覧料が必要です。

▲ギャラリートーク
当館学芸員によるギャラリートークを開催します。
日時:12月22日(日)、1月5日(日)、1月26日(日) 両日とも午後2時~(40分程度)
対象:一般。参加無料・申込み不要。展覧会観覧料が必要です。

▲わいわい がやがや おしゃべり鑑賞会
こどもたちを対象にした鑑賞会です。鑑賞資料などをもとに、楽しくおしゃべりしながら作品鑑賞します。
日時:12月8日(日)、1月12日(日) 両日とも午後2時~午後3時
対象:中学生以下。参加無料・申込み不要。付添いの方1名は無料で入館できます。

■ミュージアムコンサート
桐山建志 Takeshi Kiriyama (ヴァイオリン)
演奏曲目 テレマン、J.S.バッハの曲を予定しています。
日時:1月23日(木) 開演午後6時(開場午後5時30分)
主催/尾道市立美術館友の会 共催/尾道市立美術館
企画協力/NPO法人おのみちアート・コミュニケーション
場所:尾道市立美術館2Fロビー
チケット:一般2,500円 学生(大学生以下)1,000円 (参加定員/先着100名)
チケット取扱所/㈱ビサン ゼセッション、尾道市立美術館
お問い合わせ/㈱ビサン ゼセッション(tel.0848-37-5317) 尾道市立美術館(tel.0848-23-2281)
※当日は、午後5時に閉館し、受付開始の午後5時30分に再び開館します。

会場情報

尾道市立美術館 オノミチシリツビジュツカン

ONOMICHI CITY MUSEUM OF ART

会場住所
〒722-0032
尾道市西土堂町17-19 (千光寺公園内)
ホームページ
https://www.onomichi-museum.jp/
更新日:2013年11月26日
登録日:2013年11月26日