ID:38068
生誕100年
桂ゆき ―ある寓話―
繊細、奇抜な冒険者
会場
下関市立美術館
SHIMONOSEKI CITY ART MUSEUM
会期
2013.6.21[fri]→8.4[sun]
展覧会概要
生誕100年 桂ゆき ―ある寓話― カツラユキ ―アルグウワ―
桂ゆき(1913-1991)は、戦前から現代までのおよそ60年にわたり、旺盛で自由奔放な表現活動を展開した女性芸術家のパイオニア的存在です。戦前独自のコラージュ作品で注目された桂は、戦後、人や社会を風刺した寓意的表現、画面の触感的な物質性を強調した抽象表現、さらにはコルクや布によるレリーフなどさまざまな作品を手がけました。コラージュを基本としたその表現には、常にひとつのものを別の視点から見返す複眼的な眼差しが含まれています。
生誕100年にあたり、初期から晩年までの油彩画やコラージュ作品など百数十点のほか、スケッチ類や本の装幀・挿画の仕事なども多数展示し、ユーモアと批評精神にあふれた多彩な表現世界の全貌を紹介します。
- 主催者
- 下関市立美術館、読売新聞社、KRY山口放送、美術館連絡協議会
- 協賛・協力等
- 協賛:ライオン 清水建設 大日本印刷 損保ジャパン
- 休催日
- 月曜日(ただし、7月15日は開館)
- 開催時間
- 午前9時30分 ~ 午後5時
- 入館は午後4時30分まで
- 観覧料
- 一般900円(720円)/大学生700円(560円)
- *( )内は団体料金 (20名以上)
*70歳以上、18歳以下の方および高等学校、中等教育学校と特別支援学校に在学の生徒は無料(学生証や生年月日のわかるものをご提示下さい) - 展覧会ホームページ
- http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/2013katsura.html
イベント情報
○美術リレー講座
6月30日(日)
「桂ゆきの眼差し―その批評精神をめぐって―」
講師・濱本聰 (下関市立美術館 館長)
7月7日(日)
「桂ゆきの絵画の裏側」
講師・岡本正康 (下関市立美術館 学芸係長)
7月21日(日)
「桂ゆき資料の紹介―手習い帖やスケッチ帖など」
講師・関根佳織 (下関市立美術館 学芸員)
※各回14時~(1時間程度)、講堂にて、聴講無料
○ギャラリートーク
6月22日(土)、7月6日(土)、7月20日(土)
※各日14時~(1時間程度)、展示会場にて、要観覧券
○ワークショップ
7月13日(土)13時~16時<時間中随時受付>
紅絹の作品を作ろう!
赤い布をつかって、お釜やしゃもじ、下駄などのミニチュアをつくります。
※講堂にて、参加無料
7月15日(月・祝)、7月27日(土)各日11時~、14時~、15時30分~
探検ギャラリーツアー
会場マップを片手に会場内を探検します。
※展示会場にて、要観覧券
6月23日(日)、6月30日(日)各日13時30分~17時
「寓話」を作ろう! <2回講座・要申込>
①コラージュ作品を作る
紙やコルクなど、身近なものを貼りつけてサムホールサイズの小さな作品を作ります。
②コラージュ作品を描く
自分で作ったコラージュ作品を、水彩絵の具で描きます。
講師 原野啓次氏 (画家)
会場 下関市立美術館 造形室
参加費 未定(500円程度)
定員 20名(先着順)
7月28日(日) (1)10時~12時、(2)13時~15時
桂ゆきをコラージュしよう! <要申込>
桂ゆきの作品(※コピー)を切り貼りして「コラージュ」づくり
(1)こどもの部(小学校3年生~6年生)
(2)おとなの部(中学生以上)
講師 川野裕一郎氏 (画家・国画会会員・東亜大学芸術学部教授)
参加費 無料
定員 各20名(先着順)
会場 下関市立美術館 造形室
<要申込>のワークショップ申込み方法
美術館受付に来られるか、電話、ファクシミリで①氏名、②学年(28日のこどもの部にご参加の方のみ)、③連絡先(電話番号など連絡がとれる手段)を美術館にお知らせください。
会場情報
下関市立美術館 シモノセキシリツビジュツカン
SHIMONOSEKI CITY ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒752-0986
下関市長府黒門東町1-1 - ホームページ
- http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/
登録日:2013年5月8日