ID:37942
クレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心に
印象派を超えて 点描の画家たち Divisionism from Van Gogh and Seurat to Mondrian
ゴッホ、スーラからモンドリアンまで
ゴッホと色彩の旅へ
会場
国立新美術館 企画展示室1E
The National Art Center,Tokyo
会期
2013年10月4日(金)~12月23日(月・祝)
展覧会概要
クレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心に 印象派を超えて 点描の画家たち インショウハヲコエテ テンビョウノガカタチ ゴッホ、スーラからモンドリアンまで
Divisionism from Van Gogh and Seurat to Mondrian
19世紀末から20世紀前半のヨーロッパ絵画において色彩は、外界の事物を再現するという役割から次第に解放され、ひとつの表現として自立していきます。色彩の独立は、印象派の筆触分割に、その萌芽を見出すことができます。新印象派の代表的な画家であるスーラは、印象派の感覚的な筆触分割には飽きたらず、科学的な知識をもとに独自の点描技法を開拓しました。色彩を小さな独立した点に還元するその斬新な手法は、フランスを超えてヨーロッパ各地に瞬く間に広がります。そして、シニャックによる理論化にも後押しされて、抽象絵画の創設にも大きく貢献しました。オランダからパリに出て新印象派を目の当たりにしたゴッホは、新印象派に大きな着想を得て色彩を探求し、やはり点描を通過したモンドリアンは、後年、三原色からなる宇宙的な調和に満ちた抽象絵画へと到達したのです。
本展は、ゴッホの優れたコレクションで知られるオランダのクレラー=ミュラー美術館の特別協力のもと、スーラ、ゴッホ、モンドリアンを中心にした、フランス、オランダ、ベルギーの画家たちによる色彩の探求を検証するものです。国内の所蔵機関の協力も得て一堂に展示される、油彩画、水彩画、素描、約90点にも及ぶ珠玉の作品を通じ、絵画の真髄ともいえる色彩の輝きを新たな目で捉えなおします。
- 主催者
- 国立新美術館、東京新聞、NHK、NHKプロモーション
- 協賛・協力等
- 共催:クレラー=ミュラー美術館
後援:オランダ王国大使館
協賛:損保ジャパン
協力:KLMオランダ航空
本展は、政府による美術品補償制度の適用を受けています。 - 休催日
- 毎週火曜日
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後6時
- 金曜日は午後8時まで(入場は閉館の30分前まで)
- 観覧料
- 一般 (当日) 1,500円 (前売/団体 (20名以上)) 1,300円
大学生 (当日) 1,200円 (前売/団体 (20名以上)) 1,000円
高校生 (当日) 800円 (前売/団体 (20名以上)) 600円 - ※中学生以下無料 ※障がい者手帳をご持参の方と付き添いの方1名は無料 ※高校生無料観覧日:10月5日(土)から11月24日(日)までの土・日・祝日 (学生証の提示が必要) ※前売券は2013年10月3日(木)まで販売。10月4日(金)以降は当日券の販売
○チケット取り扱い
国立新美術館、展覧会ホームページ、ローソンチケット[Lコード:39602]、セブン-イレブン[セブンコード:023-687]、チケットぴあ[Pコード:765-740]ほか主要プレイガイド (手数料がかかる場合がございます) - 巡回等情報
- 巡回予定
【広島展】
2014年1月2日(木)~2月16日(日)
広島県立美術館
【愛知展】
2014年2月25日(火)~4月6日(日)
愛知県美術館 - 展覧会ホームページ
- http://km2013.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
イベント情報
■記念講演会
10月14日(月・祝) 14時~15時30分 (開場13時30分)
講師:坂上桂子 (早稲田大学文学学術院教授)
■解説会
10月20日(日)、11月7日(木) 14時~14時45分
講師:本展担当研究員
※会場はいずれも国立新美術館3階講堂
(定員:各回先着260名)
※聴講は無料ですが、本展の観覧券 (半券可) が必要です。
※内容や日時は、都合により変更になることがあります。あらかじめご了承ください。
会場情報
国立新美術館 コクリツシンビジュツカン
The National Art Center,Tokyo
- 会場住所
-
〒106-8558
港区六本木7-22-2 - ホームページ
- https://www.nact.jp/
登録日:2013年4月25日