ID:37666
企画展示 鹿島茂コレクション
バルビエ×ラブルール展
―アール・デコのモダンなイラストレーション
会場
群馬県立館林美術館 展示室2 展示室3 展示室4
Gunma Museum of Art,Tatebayashi
会期
4月27日[土]―6月30日[日]
展覧会概要
企画展示 鹿島茂コレクション バルビエ×ラブルール展 バルビエ×ラブルールテン ―アール・デコのモダンなイラストレーション
フランス文学者の鹿島茂氏は、フランスの文学や歴史、また日仏の文化に関する幅広い執筆活動のみならず、約5万冊という膨大な数の西洋古書・版画を所蔵するコレクターとしても知られています。本展は、鹿島氏愛蔵のコレクションより、20世紀初頭のフランスで活躍した2人のイラストレーター、ジョルジュ・バルビエ(George Barbier, 1882-1932)とジャン=エミール・ラブルール(Jean-Émile Laboureur, 1877-1943)を紹介するものです。
二つの大戦間にあたる1920年代、フランスはバブル景気に沸き、モードや建築、出版業界に華やいだ空気が広がります。「アール・デコ」と呼ばれるこのモダンな時代の美をヴィヴィッドに映し出した分野の一つがグラフィック・アートでした。そのイラストレーターの中で、今回ご紹介するバルビエは、モード雑誌や文学の挿絵、舞台装飾まで手がけ、優美な色彩により一世を風靡、一方のラブルールは、都会の風景や人間像をシャープな線描によってクールでドライに描いて人気を博しました。
対照的なスタイルの両者ですが、実はどちらもフランス西部の町ナントに生まれ、同地の慧眼なる共通のコレクターに見出されて才能を開花させた、アール・デコのモダンを語る上で欠かせない芸術家であったということが、本展を通してご覧頂けることでしょう。
バルビエのファッション・プレートや豪華挿絵本、ラブルールの版画作品や挿絵本、あわせて約120点をご紹介する本展により、グラフィック・アートの黄金時代をどうぞご堪能ください。
- 主催者
- 群馬県立館林美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
- 協賛・協力等
- 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網
協力:練馬区立美術館、ノエマ、群馬日仏協会、プリオコーポレーション - 休催日
- 月曜日(ただし4/29(月・祝)、5/6(月・祝)は開館)、5/7日(火)
- 開催時間
- 午前9時30分 ~ 午後5時
- 入館は午後4時30分まで
- 観覧料
- 一般600円[480円]、大高生300円[240円]*
- *( )内は20名以上の団体割引料金
*中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料 - 展覧会ホームページ
- http://www.gmat.gsn.ed.jp/ex/ex2.html
イベント情報
鹿島茂氏によるギャラリートーク
「アール・デコの挿絵本、あるいは絶滅した恐竜」
日時:5/26(日) 14:00-15:00 [申込不要・要観覧料]
●トーク&カフェ
「クレールさんに聞く、フランス・ナントの町あれこれ」
日時:5/19(日) 14:00-15:30 [要申込]
講師:亀山クレール氏
(アトリエ「Petite Usine(プティット・ウジンヌ)」講師、グラフィックデザイナー)
参加費:300円(ナント伝統の自家製ケーキ・飲み物つき) 会場:当館別館
●ヴァイオリン・コンサート
日時:4/29(月・祝) 13:00~ [申込不要・無料]
会場:当館エントランス
ヴァイオリン:成田達輝(2012年エリザベート国際コンクール第2位)
ピアノ:テオ・フシュヌレ
●学芸員による作品解説会
日時:5/2(木)、14(火)、6/15(土)、23(日)
各日14:00-14:30 [申込不要・要観覧料]
●子どもギャラリートーク
日時:5/18(土)、6/8(土)
各日14:00-14:30 [小中学生対象・申込不要・参加無料]
●教職員のための模擬授業
日時:5/10(金) 16:00-17:00 [要申込・参加無料]
●ポンポン・ツアー
日時:6/2(日) 14:00-14:30 [申込不要]
会場情報
群馬県立館林美術館 グンマケンリツタテバヤシビジュツカン
Gunma Museum of Art,Tatebayashi
- 会場住所
-
〒374-0076
館林市日向町2003 - ホームページ
- https://www.gmat.pref.gunma.jp/
- 問い合わせ先
- 0276-72-8188
登録日:2013年3月21日