ID:37601
はあとのかけら
―描き、語られた夢二の想い―
会場
夢二郷土美術館 本館
Yumeji Art Museum
会期
2013年3月26日(火)→6月16日(日)
展覧会概要
はあとのかけら ハアトノカケラ ―描き、語られた夢二の想い―
「自分の絵は、人の世の旅路に、たとへば、胸に挿むだ心の花から花弁(はなびら)を一つ一つ路へ捨ててはゆく――その花弁だ。(中略)もし間違(まちが)へて、紅い花弁のかはりに、自分の心臓(はあと)の砕片(かけら)を落しでもしよふものなら……………それでも構はない。絵は、僕の命だもの。」(『夢二画集 夏の巻』序より)
竹久夢二(1884~1934)は、日記や手紙、著作の序文や随筆に、折々に絵についての考えや、時々の興味関心、起こった出来事に対する雑感などを綴っています。
こうした、夢二の遺した言葉の断片――例えば日記であれば日常の心の動きのあらわれであり、また著作の序文ならば読者に向けた考えの表明といえるでしょう――を集めてみれば、夢二独特の作品世界の背景にある、ものの見方や考え方が浮かびあがってくるのではないでしょうか。「人生と芸術」「男性と女性」「子どもと故郷(ふるさと)」という3つのテーマのもと、言葉と作品から人間「夢二」の姿に迫ります。
今年の秋頃には、詩や句や短歌といった、夢二のもう一つの言葉の世界をご紹介する予定です。
- 休催日
- 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)※4月30日(火)は臨時開館
- 開催時間
- 午前9時 ~ 午後5時
- 入館は午後4時半まで
- 観覧料
- 一般700円
中高大学生400円
小人300円 - ○20名以上の団体は2割引
○65歳以上の方は2割引
○ゆめびぃ会員は無料です
○割引の併用は出来ません
イベント情報
第37回夢二郷土美術館文化講座
「夢二の言葉と作品」
講師:子川さつき(当館学芸員)
5月11日(土)11:00~
◎定員:30名(申込受付順)
◎参加費:要入館料
※ゆめびぃ会員は無料
「古裂(こぎれ)でつくるオリジナルフレーム」
講師:鈴木昇氏(ギャラリーヌーベル代表・額装師)
5月19日(日)10:00~,14:00~
古裂(こぎれ)を使い額の内側のマットを作ります。
夢二の絵葉書を個性豊かに変身させましょう。
◎定員:各回20名(申込受付順)
◎参加費:2500円(入館料、材料費込)
学芸員によるギャラリートーク
3月26日(火)10:00~,14:00~
◎事前申込不要
◎参加費:要入館料 ※ゆめびぃ会員は無料
会場情報
夢二郷土美術館 ユメジキョウドビジュツカン
Yumeji Art Museum
- 会場住所
-
〒703-8256
岡山市中区浜2-1-32 - ホームページ
- https://www.yumeji-art-museum.com/
登録日:2013年3月13日