ID:3589
「日本のわざと美」展
-重要無形文化財とそれを支える人々
会場
島根県立美術館
SHIMANE ART MUSEUM
会期
2001年11月30日(金) ~ 2001年12月23日(日)
展覧会概要
「日本のわざと美」展 「ニホンノワザトビ」テン -重要無形文化財とそれを支える人々
" 文化財には、有形と無形の2種類があり、有形文化財が建築物や美術工芸品(絵画、彫刻、工芸品、書跡など)といった作品そのものであるのに対し、無形文化財は、演劇、芸能などの技芸をはじめ工芸作品の制作技術といった「技」を指し、特に価値の高いものを重要無形文化財に指定し、その「技」の持ち主を重要無形文化財保持者、いわゆる""人間国宝""と称しています。
また、文化財保存に必要な素材や道具、例えば漆工芸制作に欠かせない漆刷毛や蒔絵筆を作る技術、染織に必要な日本古来の植物染料の生産技術なども、守り伝えていくべき技術として「選定保存技術」に選定し、国では保護に努めています。本県では、これまで「雁皮紙」(安部榮四郎氏)と「石州半紙」(石州半紙技術者会)が重要無形文化財指定に、「玉鋼製造(たたら吹き)」が選定保存技術に選定され、今日に受け継がれています。
この度の展覧会では、陶磁器、染織、漆工芸、金工、木竹工、人形、手漉和紙などの工芸分野の重要無形文化財保持者136人の作品約170点をはじめ、13の保持団体による作品21点、選定保存技術の関連資料などを一堂に展観し、人間国宝による優れた工芸美とその技術を紹介します。(染織作品は作品保護のため会期中展示替えを行います。 )"
- 主催者
- 文化庁、島根県教育委員会、島根県立美術館
- 休催日
- 月曜日
- 観覧料
- 一般1000(800)円
大高生600(450)円
中小生300(250)円
※( )内は、20人以上の団体料金
※中小生の学校利用、障害者手帳保持者及びその介助者は入場無料 - 展覧会ホームページ
- http://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/sam/
- 展覧会問合わせ先
- TEL:0852-55-4700(代表) FAX:0852-55-4714
会場情報
島根県立美術館 シマネケンリツビジュツカン
SHIMANE ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒690-0049
松江市袖師町1-5 - ホームページ
- https://www.shimane-art-museum.jp/
登録日:1999年6月11日