ID:35773

色めく彫刻

よみがえる美意識

会場

群馬県立館林美術館

Gunma Museum of Art,Tatebayashi

会期

2012年9月22日(土)-12月2日(日)

展覧会概要

色めく彫刻 イロメクチョウコク よみがえる美意識

ミケランジェロの時代から近代に至るまで、西洋では彫刻に色づけすることはあまり好まれませんでした。ロダンにとって、彫刻への彩色は、正確な肉付けを邪魔するシミのようなものでしかなかったでしょう。しかし、西洋でも日本でも、神殿や社寺、神仏像に彩色を施すことは古くから行われており、忘れかけられていたその事実は、近代になると考古学的発見として広く知られるようになります。
近代の日本において、彩色彫刻の美意識を再び世に問うたのは、長い伝統を背景に新しい可能性を追求した木彫家たちでした。彫刻全体を包む華やかな色彩には、形と色の双方に、持ちつ持たれつの相互作用がみうけられます。さらに現代に生きる彫刻家たちは、自らの表現世界の実現のために、色を欠かせない要素として取り込んでいます。
本展では近現代彫刻の色に注目し、彫刻の特性と表現の多様性を紹介します。

主催者
群馬県立館林美術館
協賛・協力等
助成=芸術文化振興基金
休催日
毎週月曜日(10月8日は開館)、10月9日(火)
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時
入館は4時30分まで
観覧料
一般800(640)円 大高生400(320)円
※( )内の観覧料は、20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料※群馬県民の日(10月28日)に観覧される方は無料

イベント情報

連続講演会(申込不要、無料、定員130名)いずれも日曜日 午後2時-3時30分
10月14日「世界を驚かせた幕末・明治の工芸」講師:村田理如(清水三年坂美術館 館長)
10月21日「国宝を刻んだ上州の彫刻師たち」講師:若林純(写真家・出品作家)

ワークショップ(要申込、定員20名(先着順)、要参加費) 午前10時-午後3時
11月11日(日)「七宝の色を楽しむ―火とガラスのマジック」講師:新井智(画家)

アーティストトーク(申込不要、要観覧料) 午後2時-3時
11月18日(日) 三輪途道、下山直紀、保井智貴(出品作家)

学芸員による作品解説会(申込不要、要観覧料)
9月26日(水)、10月11日(木)、10月26日(金)、11月10日(土)、11月25日(日)
各日とも午後2時-2時30分

教職員のための模擬授業(要申込、参加無料)
10月16日(火) 午後4時-5時

子どもギャラリートーク(小中学生対象、申込不要)
毎週土曜日(11月10日を除く) いずれも午後2時から30分程度

会場情報

群馬県立館林美術館 グンマケンリツタテバヤシビジュツカン

Gunma Museum of Art,Tatebayashi

会場住所
〒374-0076
館林市日向町2003
ホームページ
https://www.gmat.pref.gunma.jp/
問い合わせ先
0276-72-8188
更新日:2012年9月17日
登録日:2012年9月12日