ID:3555
宮沢賢治 幻想紀行
中村太郎 写真展
会場
世田谷文学館
SETAGAYA LITERARY MUSEUM
会期
2002年1月12日(土) ~ 2002年4月14日(日)
展覧会概要
宮沢賢治 幻想紀行 ミヤザワケンジ ゲンソウキコウ 中村太郎 写真展
「僕もうあんな大きな暗の中だってこわくない。きっとみんなほんとうのさいわいをさがしに行く。どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んで行こう。」―「銀河鉄道の夜」より
「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」「注文の多い料理店」、詩集『春と修羅』、「雨ニモマケズ」……あまねく日本人に愛される宮沢賢治(1896-1933)の作品世界。賢治はほとんど無名のままわずか37年でその生涯を閉じましたが、残された童話・詩などは死後にそのすばらしさが世に知られるようになりました。自分の生まれ育った岩手の自然をこよなく愛した賢治は、自然と科学と宗教、そして人間愛を融合した視点で作品を書きました。また、のびやかな空想の中で、岩手の風土を夢の国〈イーハトーヴ〉へと変えて生命を息づかせます。
賢治の世界では、伝承上の山男・山猫も、草木・動物・鉱物も、人間とともにいきいきと呼吸し、天空では星が活躍します。無限で繊細で、明るくてユーモラスで、寂しくて悲しくて、暗くてまたほんのり明るくて、という豊かな世界は今もなお多くの読者を魅了してやみません。
本展では幻想的な賢治の世界へ、写真家・中村太郎さんが四季の岩手を旅して撮影した写真約70点(求龍堂グラフィックス『宮沢賢治 幻想紀行』収録)でご案内します。
「ほんとうのさいわい」をさがす小さな旅をしてみませんか?
- 主催者
- 世田谷文学館
- 休催日
- 月曜日(1/14と2/11は開館、各翌日休館)
- 観覧料
- 一般300(240)円
高大生200(160)円
小中生100(80)円
65歳以上・障害者150(120)円
※( )内は20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://www.setabun.or.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 03-5374-9111
会場情報
世田谷文学館 セタガヤブンガクカン
SETAGAYA LITERARY MUSEUM
- 会場住所
-
〒157-0062
世田谷区南烏山1-10-10 - ホームページ
- https://www.setabun.or.jp/
登録日:1999年8月21日