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2012となみチューリップフェア特別展 開館15周年記念
梅原龍三郎 花と名峰 UMEHARA RYUZABURO
会場
砺波市美術館
TONAMI ART MUSEUM
会期
2012.4/14[土]―6/3[日]
※4月25日(水)~5月6日(日)のチューリップフェア期間中は無休、観覧時間は午前8時30分~午後5時30分(土日祝日は午後6時30分まで延長)になります
展覧会概要
2012となみチューリップフェア特別展 開館15周年記念 梅原龍三郎 花と名峰 ウメハラリュウサブロウ ハナトメイホウ
UMEHARA RYUZABURO
梅原龍三郎(1888-1986)は、京都の悉皆(しっかい)屋に生まれ、1903年、浅井忠が自宅内に開設した聖護院洋画研究所に入り洋画を学びました。1908年に田中喜作とともにパリに渡り、ルノワールに師事します。滞在中は雑誌『白樺』にルノワールの近況報告、芝居や絵について寄稿をしています。5年の滞在を経て帰国後は、白樺同人主催の「梅原良三郎油繪展覧会」の開催をきっかけに一躍脚光を浴びます。その後、梅原は独自の油絵様式を模索し、豊かな色彩や豪快で自由奔放な作風で知られるようになります。
梅原芸術は色彩豊かな画面構成に特色があり、勇壮な浅間山から噴煙が上がる構図の連作や、華やかな薔薇の絵に多くのファンを集めました。本展ではそうした「花」と「山」を主題として、コーナー展示をつなぐことにより、生涯のモチーフである花と名峰への多彩なアプローチを紹介していきます。「山」は桜島、富士山、浅間山といった火山を描き、「花」は薔薇、芍薬、牡丹、椿、向日葵、チューリップ、アネモネなどを描いています。
展示では、各時代における梅原絵画の特徴を伝える作品を紹介しながら、梅原が花の絵を制作する際に用いた萬暦赤絵の陶器ほか、新たな資料を加えて紹介し、81点の作品と関連資料により、梅原芸術を支えた美の世界を多角的、立体的に構成いたします。
2012となみチューリップフェア特別展、当館の開館15周年記念展として開催いたします。
- 主催者
- 砺波市、砺波市美術館・公益財団法人砺波市文化振興会、砺波市花と緑の財団、砺波市観光協会
- 協賛・協力等
- 共 催 富山県花卉球根農業協同組合、砺波商工会議所、庄川町商工会、砺波市教育委員会、富山県花総合センター
後 援 チューリップフェア推進協会、北日本新聞社、富山新聞社、中日新聞北陸支社、読売新聞北陸支社、毎日新聞富山支局、朝日新聞富山総局、北日本放送、富山テレビ放送、NHK富山放送局、チューリップテレビ、北陸朝日放送、北陸放送、テレビ金沢、石川テレビ放送、となみ衛星通信テレビ、金沢ケーブルネット株式会社、エフエムとなみ、富山エフエム放送、ラジオたかおか、エフエムいみず、富山シティエフエム、となみ芸術文化友の会
企画協力 ティー・シー・ディー - 休催日
- 月曜日(ただし4月30日(月・祝)は開館)
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後6峙
- 入館は閉館30分前まで
- 観覧料
- 高校生以上1,000円/小・中学生300円/小学生未満無料
- ※20名以上の団体料金は100円引き、5月5日(こどもの日)は中学生以下無料、チューリップフェア期間中は、チューリップフェアのチケットで観覧できます
また、梅原龍三郎展チケットで、チューリップフェアに入場できます - 展覧会ホームページ
- http://www.city.tonami.toyama.jp/tonamisypher/www/event/detail.jsp?life_supergenre=1&id=7266
イベント情報
関連催し
記念講演会「梅原龍三郎の生涯と芸術」
嶋田華子氏(梅原龍三郎令曾孫)
4月14日(土)午後2時より 2階市民アトリエにて
(聴講無料)
記念講演会「美と出合う喜び 日曜美術館を担当して」
中條誠子氏(NHK富山放送局アナウンサー・前日曜美術館司会者)
5月13日(日)午後2時より 2階市民ギャラリーにて
(聴講無料)
ギャラリートーク(担当学芸員による)
5月6日(日)、20日(日)、6月3日(日)
いずれも午後2時より展示会場にて(要観覧券)
会場情報
砺波市美術館 トナミシビジュツカン
TONAMI ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒939-1383
砺波市高道145-1 - ホームページ
- https://www.tonami-art-museum.jp/
登録日:2012年3月3日