ID:32615
国立新美術館開館5周年 記念展示
国立新美術館別館の建築とその時代
―当館所蔵資料で見る昭和初期の都市モダニズム文化―
会場
国立新美術館 本館3F アートライブラリー前
The National Art Center,Tokyo
会期
2012年1月18(水)~30日(月)
展覧会概要
国立新美術館開館5周年 記念展示 国立新美術館別館の建築とその時代 コクリツシンビジュツカンベッカンノケンチクトソノジダイ ―当館所蔵資料で見る昭和初期の都市モダニズム文化―
当館の敷地にはかつて、機能主義的でモダンな建築として知られた、旧陸軍第一師団歩兵第三連隊兵舎がありました。昭和 3(1928)年竣工のこの建物は、第二次大戦終了後に米軍に接収されたのち、昭和 34(1959)年から平成 13(2001)年の間、東京大学生産技術研究所・物性研究所として使用されました。
現在は、元の建物の一部を保存・改修した“国立新美術館別館”として生まれ変わり、旧建物に関する「展示コーナー」、脆弱で古い美術資料・貴重な美術資料等を事前予約制で公開する「特別資料閲覧コーナー」として活用されています。
本展示では、この“別館”の建築史にまつわる初公開資料、および“別館”が建てられた時期の文化状況を伝える資料を、当館所蔵の「特別資料」の中から選んでご紹介いたします。
“別館”の建築が建てられた昭和初期の東京では、関東大震災の復興事業が一段落し、都市モダニズム文化と呼ばれる都市型文化が花開きました。展示資料から、そうした都市モダニズム文化の一端を、感じとっていただきたいと思います。
会場情報
国立新美術館 コクリツシンビジュツカン
The National Art Center,Tokyo
- 会場住所
-
〒106-8558
港区六本木7-22-2 - ホームページ
- https://www.nact.jp/
登録日:2012年1月21日