ID:30315
マイセン磁器の300年
壮大なる創造と進化
会場
サントリー美術館
Suntory Museum of Art
会期
2011年1月8日(土) ~ 2011年3月6日(日)
展覧会概要
マイセン磁器の300年 マイセンジキノ300ネン 壮大なる創造と進化
東西交易品の中でもとりわけ貴重だった中国の磁器は、大航海時代以来、しだいにヨーロッパの王侯貴族を魅了し、17世紀にはオランダ東インド会社を通じて大量にヨーロッパへ渡りました。ザクセン選帝侯兼ポーランド王の「アウグスト強王」(1670-1733)は、それらの磁器を熱狂的に収集しました。王の命令下、それまで西洋では謎とされてきた磁器の製法が、錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベットガー(1682-1719)によって1708年にドレスデンで解明され、1710年、王立磁器製作所のはじまりをもって300年にわたるマイセンの歴史が幕を開けます。
ベットガーが開発した炻器(せっき)・白磁にはじまり、東洋への憧れを物語る「柿右衛門写し」や「シノワズリ(中国趣味)」の飲食器、王が夢見た磁器による壮大な宮廷動物園、優美なロココ様式や万国博覧会出品の大作から、知られざるモダニズム時代の傑作、さらに現代の作品まで、各時代の代表的名品が勢揃いし、その歴史の全貌に迫ります。つねに最先端の美術様式を取り入れつつ現在もなお続く、“生きた窯”の手仕事の粋をお楽しみください。
- 主催者
- サントリー美術館、国立マイセン磁器美術館、NHK、NHKプロモーション
- 休催日
- 火曜日(3/1は除く)
- 観覧料
- 一般1300円、大高生1000円、中学生以下無料
※各種割引あり - 展覧会ホームページ
- http://www.suntory.co.jp/sma/
- 展覧会問合わせ先
- TEL:03-3479-8600
会場情報
サントリー美術館 サントリービジュツカン
Suntory Museum of Art
- 会場住所
-
〒107-8643
港区赤坂9-7-4 六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階 - ホームページ
- http://suntory.jp/SMA/
- 問い合わせ先
- Tel 03-3479-8600
登録日:2000年10月17日