ID:29866

日本の型染

―小紋・中形・型友禅など―

会場

文化学園服飾博物館

Bunka Gakuen Costume Museume

会期

2010年10月15日(金) ~ 2010年12月18日(土)

展覧会概要

日本の型染 ニホンノカタゾメ コモン・チュウガタ・カタユウゼンナド ―小紋・中形・型友禅など―

型染は、紙や木などの型を用いて文様を表現する染色技法の一つです。日本では古くから行われ、着物をはじめ、公家服飾、武家服飾、芸能衣裳など多くの服飾に型染が見られます。日本の型染は、主として文様を彫り透かした型紙を用い、種々の染色技法が施されています。型染の種類は実に多様であり、日本の豊かな染織文化の一端が示されています。
元来、型染は型を用いることによって同じ文様の染色品を量産する技法です。このため、型染には手描きによる自由な文様とは異なり、省略やデフォルメされた文様とパターンの繰り返しなどが見られます。型の使用という制約こそが型染の特徴であり、そこには整然とした文様や反復の諧調など、型染特有の美を見出すことができます。
本展では小(こ)紋(もん)・中(ちゅう)形(がた)・型(かた)友禅(ゆうぜん)・摺(すり)染(ぞめ)・摺(すり)箔(はく)・板締(いたじめ)・燻(ふすべ)革(がわ)などさまざまな型染の服飾を出品し、日本における型染の多様性と、型染ならではの美しさを紹介いたします。

主催者
文化学園服飾博物館
休催日
日曜日
観覧料
一般500(400)円、大高生300(200)円、小中生200(100)円 *( )内は20名以上の団体料金、障害者とその付添者1名は無料、11月1日(月)は無料(文部科学省「教育・文化週間」のため)、着物でご来館の方は100円引き
展覧会ホームページ
http://www.bunka.ac.jp/museum/hakubutsu.htm
展覧会問合わせ先
03-3299-2387

会場情報

文化学園服飾博物館 ブンカガクエンフクショクハクブツカン

Bunka Gakuen Costume Museume

会場住所
〒151-8529
渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル1階
更新日:2010年9月17日
登録日:1999年3月31日