ID:29655

Cheer up! 元気になる美術(アート)

原美術館コレクションより

会場

ハラミュージアムアーク

Hara Museum ARC

会期

2010年9月11日(土) ~ 2010年12月5日(日)

展覧会概要

Cheer up! 元気になる美術(アート) チアーアップ!ゲンキニナルアート 原美術館コレクションより

この秋のハラ ミュージアム アークでは、仕事・勉強・人間関係といったさまざまなストレスを抱えた現代社会を生きる私たちが、少し疲れているときや、かなしいことがあったとき、私たちを勇気づけ、元気にしてくれる―そんなビタミン剤のような不思議なパワーを持った作品の数々を、原美術館のコレクションより。選りすぐってご紹介してゆきます。
このたび初公開となる最新収蔵の大作、ミカレーン トーマスの『Mama Bush:One of a kind Two』は、新古典主義の巨匠・ドミニク アングルによる『オダリスク』の寵姫を黒人女性に置き換え、ラインストーンで華やかな彩を添えながら、美・人種・フェミニズムといった視点から問題提起する作品です。近年、ニューヨーク近代美術館などの大舞台で、目覚ましい活躍を続ける作家による力強い表現を、ご堪能ください。
森弘治の映像作品『美術のための応援』は、応援団の面々が、アートに対して真摯でパワフルな励ましを繰り返す、ウィットに富んだ作品です。横尾忠則の『戦後』では、焼け野原の悲惨な光景の上に「歌姫」と呼ばれた美空ひばりや笠木志津子の姿が投影され、作家をはじめとする戦後の時代を生きた人たちの、希望のともしびを感じさせます。また、ミランダ ジュライの『廊下』には、数々の言葉が散りばめられています。細長い廊下を進みながらそれらをかみしめるうちに、私たちは、人生の厳しさと向き合う自分の背中を、そっと押してくれる誰かの存在に気づくことでしょう。ジョナサン ボロフスキーの『Art is for the Spirit』は、原美術館のコレクションの基本方針を象徴した作品でもあります。アートは私たちの心のためにある―「Cheer up! 元気になる美術(アート)」展で、実りの秋をお楽しみください。

休催日
無休
観覧料
大人(中学生以上)1000円、小人(3歳-小学生)500円
展覧会ホームページ
http://www.haramuseum.or.jp
展覧会問合わせ先
Tel.0279-24-6585

会場情報

ハラミュージアムアーク ハラミュージアムアーク

Hara Museum ARC

会場住所
〒377-0027
渋川市金井2855-1
ホームページ
http://www.haramuseum.or.jp/
更新日:2011年2月14日
登録日:1999年3月31日