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中里斉展 モダニズム・ニューヨーク⇔原風景・町田

会場

町田市立国際版画美術館

MACHIDA CITY MUSEUM OF GRAPHIC ARTS

会期

2010年6月19日(土) ~ 2010年8月8日(日)

展覧会概要

中里斉展 モダニズム・ニューヨーク⇔原風景・町田 ナカザトヒトシテン モダニズム・ニューヨーク⇔ゲンフウケイ・マチダ

1960年代よりニューヨークを拠点に活動しているアーティスト、中里斉(なかざと・ひとし、1936年生まれ)の展覧会を開催します。中里斉が生まれ育ったのは東京・町田。現在国際版画美術館が建つ芹ヶ谷が遊び場だったといいます。今回の展覧会は、記憶に刻まれたこの地で開催される、日本で初めての大規模な個展となります。
中里斉は抽象表現主義絵画を制作する画家がひしめき合っていた1960年代のニューヨークで、自らもフラットな色面と縦横の線、円弧、グリッド(格子)などを構成した抽象版画とタブロー絵画の制作をはじめました。
それらの作品を中里は、最初、既成概念の枠外からという意味で「線外から」という発想で制作します。ユニークなことに中里は、その発想に江戸時代の禅僧・仙がい(がいは涯のさんずいが無い字)の禅画の世界観を重ね合わせます。この「SENGAI」という語呂合わせのような重層的な発想は、時空を超えて、少年時代に町田で見た原風景のイメージへと発展したといいます。
展覧会では、こうした作品のほかに、9・11同時多発テロや広島に落とされた原爆をテーマとした作品などを展示し、中里斉の総体的なイメージ世界を体験していただきます。その体験から見えてくるものは何でしょうか。どうぞ気持ちを落ち着けて、ゆっくりとその世界を感じ、日常のなかでは気づかない何かを見つけてください。

休催日
月曜日休館 ただし7月19日(月曜日・祝日)は開館、7月20日(火曜日)は休館
観覧料
一般600円、高校・大学生・65歳以上の方300円、中学生以下無料
※展覧会初日(6月19日)は無料
展覧会ホームページ
http://hanga-museum.jp/
展覧会問合わせ先
042-726-2771

会場情報

町田市立国際版画美術館 マチダシリツコクサイハンガビジュツカン

MACHIDA CITY MUSEUM OF GRAPHIC ARTS

会場住所
〒194-0013
町田市原町田4-28-1
ホームページ
http://hanga-museum.jp/
問い合わせ先
町田市イベントダイヤル Tel.042-724-5656
更新日:2011年3月31日
登録日:1999年3月31日