ID:25546
ハウステンボス美術館所蔵 エッシャー展 永遠なる迷宮
会場
佐倉市立美術館
Sakura City Museum of Art
会期
2008年8月1日(金) ~ 2008年9月23日(火)
展覧会概要
ハウステンボス美術館所蔵 エッシャー展 永遠なる迷宮 ハウステンボスビジュツカンショゾウ エッシャーテン エイエンナルメイキュウ
マウリッツ・コルネリス・エッシャー(Maurits Cornelis Escher)は1893(明治31)年にオランダ北部のレーワールデンに生まれました。ハールレムの建築装飾美術学校に入学した折、21歳のエッシャーに建築よりも装飾芸術の才能を見出した恩師のすすめで高度な版画技術(木版画、銅版画、リトグラフ)を習得しました。その後、25歳のときにイタリアに渡り、同地に住みながら、各地を旅行してふうけいや建築をスケッチし、それを元に多くの版画を制作し始めました。
1936(昭和11)年、エッシャーはグラナダ(スペイン)のアルハンブラ宮殿を飾るモザイクの幾何学模様に大きなインスピレーションを得ます。そこから平面を規則的に分割する方法を用いて人間や動物などのモチーフを、連続や循環、変容させてゆく独自の表現方法を確立していきました。迷宮のようなそのイメージの宇宙には、自然という三次元の世界と絵画という二次元の世界をめぐるエッシャーの深い思索と豊かな詩心が息づいています。エッシャーの迷宮をめぐ無限への探究は1972(昭和47)年に74歳でなくなるまで続きました。
晩年には美術だけでなく、数学や心理学などの他分野からも注目を集めていたエッシャーは、今日ではオランダを代表する作家の一人として国際的に高く評価されています。本展では、世界有数のコレクションとして知られる長崎のハウステンボス美術館が所蔵する版画作品114点、立体作品2点やタペストリー等2点、版木7点など144点を一堂に展示し、初期から晩年にいたるエッシャーの全貌をご紹介いたします。他に類を見ないエッシャーの迷宮世界をこの機会に是非お楽しみください。
- 主催者
- 佐倉市立美術館、エッシャー展実行委員会
- 休催日
- 月曜日(但し9月15日と22日は開館、9月16日は代休)
- 観覧料
- 一般800円<640円)、高校・大学生600円(480円)、小・中学生400円(320円)、小学生未満無料
※()内は前売り及び20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://www.city.sakura.chiba.jp/museum/
- 展覧会問合わせ先
- TEL 043-485-7851
会場情報
佐倉市立美術館 サクラシリツビジュツカン
Sakura City Museum of Art
- 会場住所
-
〒285-0023
佐倉市新町210 - ホームページ
- https://www.city.sakura.lg.jp/section/museum/
- 問い合わせ先
- 043-485-7851
登録日:1999年3月31日